第468回:『第六期 名人戦 中国地区予選』『第六期 名人戦 東北地区予選』トーナメントレポート

 "第6期FFTCG名人"の称号を懸けた決勝大会『第六期名人位決定戦』に向けて全国10会場で地区予選が行われる『第六期 名人戦』。
 2月に入り地区予選も佳境を迎えるなかでの連戦となった『中国地区予選』と『東北地区予選』のレポートをお届けします。

中国地区予選(2月1日・広島市)


 2月1日、広島県広島市の「広島グリーンアリーナ」にて『第六期 名人戦 中国地区予選』が参加者23名によるスイスドロー5回戦+プレーオフ1回戦で行われました。

 西日本では最後の地区予選ということで、『第六期名人位決定戦』の権利を求めさまざまな地域から参加者が見られました。


5名:「土水カオスアーク」
3名:「光の戦士」「カオスコンボ」
2名:「騎士」「水雷モンスター」「水単モンスター」
1名:「氷単」「火水」「土雷」「水闇」「氷単FFXVI」「火水モンスター」


 人気どころのデッキはこれまでの環境と変わらない構成でしたが、モンスターデッキの「水単」以外のパターンとして「水雷」の活躍が見られました。このデッキは『世界選手権 2024』準優勝のKP選手が海外のトーナメントで使用し好成績を残したことで注目を集めており、モンスターデッキでどのタイプが主流を担うのかも今後のトピックとなりそうです。  

 優勝したのは『世界選手権 2024』日本代表のヒチウ@あそくまさんでした。最終戦ではこちらも日本代表経験のあるザワワさんとの熾烈な「光の戦士」デッキのミラーマッチを制し、みごと全勝での優勝を果たしています。おめでとうございます!

『第六期 名人戦 中国地区予選』上位・通過者デッキリスト【スタンダード】

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。


東北地区予選(2月2日・仙台市)


 2月2日、宮城県仙台市の「PARM-CITY 131」にて『第六期 名人戦 東北地区予選』が参加者22名によるスイスドロー5回戦+プレーオフ1回戦で行われました。

 メタゲームは「光の戦士」「土水カオスアーク」「カオスコンボ」の三つ巴のなか「水単モンスター」がシェアを伸ばしつつある展開をたどってきましたが、今大会でのデッキ分布は以下のとおりになりました。


5名:「水雷モンスター」
3名:「光の戦士」
2名:「カオスコンボ」「騎士」「水単モンスター」
1名:「土単」「火雷」「雷水」「氷単顕現」「火単戦士」「火単モンスター」「火単【24-011H】タカツグ」「土雷水【24-061L】バッシュ


 「カオスコンボ」との戦いやすさが重視されてか、ここにきて「水雷モンスター」が大きくシェアを伸ばし、「水単モンスター」と合わせて全体の約3分の1を占めるほど数を増やしました。モンスターデッキとの戦いが苦手な「土水カオスアーク」は使用者がおらず、東京地区予選と『第六期名人位決定戦』に向けて環境はまだまだ動きそうです。  

 5回戦を終えて全勝はおらず1敗で4名が並びましたが、タイブレークを制して優勝したのは「騎士」デッキを使用されたすみれさんでした。【24-005L】クライヴ【24-001L】イフリート [XVI]を採用したアグレッシブな構成が活躍を見せており、モンスターデッキの伸長を受けてか全体的に「騎士」デッキへのガードが下がっていたのも追い風となったようです。

 プレーオフでは同じく「騎士」デッキのたこさんと、オリジナルの「土雷水【24-061L】バッシュ」デッキを使用されたてづかさんが権利を獲得されています。おめでとうございます!



 『第六期 名人戦』は今週末、2月9日に開催される東京地区予選が最後の予選となります。ラストチャンスを狙う皆さまのご参加をお待ちしております!

『第六期 名人戦 東北地区予選』上位・通過者デッキリスト【スタンダード】

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。