第454回:『MASTERS 2024 3rd season 仙台』トーナメントレポート

 全国で展開中の公式トーナメント『MASTERS 2024』、今回は『MASTERS 2024 3rd season 仙台』(スタンダード)のレポートをお届けします。

MASTERS 2024 3rd season 仙台【スタンダード】


 9月21日、宮城県仙台市の「PARM-CITY 131」にて『MASTERS 2024 3rd season 仙台』が開催され、19名の参加者によるスタンダードでのスイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦で行われました。

 東日本では『秘められた試練』環境で初のスタンダードでのトーナメントということで、地元東北勢のプレイヤー以外にも『MASTERS 2024 FINAL』を見すえて権利獲得や調整のために遠征で訪れた強豪の姿も見られ、密度の濃い大会となりました。デッキ分布は比較的ばらけており、L3構築のシーズンが続いていたこともあって国内のスタンダード環境が見えてくるのはもう少し先になりそうです。


3名:「光の戦士」
2名:「土単」「水単」「火雷FFXIII」「騎士」「カオスコンボ」
1名:「氷単」「火土」「氷雷FFVIII」「土水カオスアーク」「土水モンスター」「コスト3WoL」


 決勝トーナメントには「土水」「光の戦士」に加え、新たなタイプのデッキとなる「カオスコンボ」が2名進出しました。【23-117L】カオスのアビリティをフル活用するデッキで、コンボが決まると一気に相手を倒せてしまう破壊力が魅力です。  

 決勝戦は「光の戦士」のえあさんと「カオスコンボ」のしどさんの対決となりました。両者ともにすでに『MASTERS 2024』で複数回優勝している強豪です。

 1ゲーム目はしどさんの【23-117L】カオスに必要なブレイクゾーンのカードがそろわなかった隙をついたえあさんが先取し、2ゲーム目は逆にしどさんの【23-117L】カオスが一気に圧倒的な盤面を作って取り返します。

 迎えた3ゲーム目、先攻のえあさんがターン終了時のディスカードという苦しすぎる出だしを強いられたのに対し、しどさんは慎重にモンスターを並べ、2ターン目に【23-117L】カオスから【22-087R】雷神につなげてアタックを開始します。そのままフォワードどうしの叩き合いになりますが、序盤にバックアップを置けなかったえあさんは「光の戦士」デッキのポテンシャルを発揮できず、展開力の差を埋めることができません。十分にアタッカーがそろったところで【22-120H】クラウド【18-126L】ライトニングによってブロッカーを吹き飛ばしたしどさんが『1st season 横浜』『2nd season 諏訪』に続いての優勝を果たし、各シーズンのトロフィーコンプリートを達成しました。おめでとうございます!



 『MASTERS 2024 3rd season』も残すは3会場となりました。今週末は9月28日に静岡県浜松市(スタンダード)、翌9月29日に大阪府大阪市(スタンダード)で開催されます。皆さまのご参加をお待ちしております!

『MASTERS 2024 3rd season 仙台』トップ4デッキリスト【スタンダード】

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。