第435回:『MASTERS 2024 1st season 横浜』トーナメントレポート

 公式トーナメント『MASTERS 2024』、今回は最初のシーズンの締めくくりとなった『MASTERS 2024 1st season 横浜』(L3構築)のレポートをお届けします。

MASTERS 2024 1st season 横浜【L3構築】


 5月25日、神奈川県横浜市の「AP横浜」にて『MASTERS 2024 1st season 横浜』が開催され、参加者60名によるL3構築でのスイスドロー6回戦+決勝トーナメント3回戦にて行なわれました。

 前週の京都大会に続けてのL3構築でのトーナメントでしたが、デッキ分布は変わらず「火単」「闇の戦士」が頭一つ抜ける結果となりました。それら2つのデッキを意識してか、さまざまなタイプが見られた「FFVIII」系のデッキで「氷雷」が特に数を伸ばしています。


22:「火単」
13:「闇の戦士」
10:「氷雷FFVIII」
4:「コスト3WoL」(雷水2、風雷水2)
2:「風単」
1:「雷単」「火氷」「火土」「火雷」「火水」「風土」「雷水」「雷単FFVIII」「火氷雷FFVIII」  

 トップ8は「氷雷FFVIII」×3、「闇の戦士」×3、「火単」×2と先ほど紹介した3つの有力デッキが占め、決勝戦は「氷雷FFVIII」のしどさんと「闇の戦士(土単)」のたまごまんさんの対決となりました。

 1ゲーム目、先攻のしどさんは1ターン目から手札をすべて使い【21-085H】ガストラ皇帝【21-027L】グリーヴァという強気のプランでたまごまんさんに迫ります。【21-027L】グリーヴァこそ【21-071H】タイタンで除去するものの【22-075H】イデアが置き土産として残り、次のターンには【22-079L】サイファー【22-084R】風神も加えたしどさんが猛アタックを開始。打開策となる【22-118H】シャントットを使うための土属性のカードを引けなかったたまごまんさんは、次のターンのしどさんの展開を見て投了を選択しました。

 2ゲーム目は逆に、たまごまんさんが初手【22-067L】ナハトから【22-081R】ディアナと押さえつけにかかります。しどさんは今回も【21-027L】グリーヴァで巻き返しを図りますが、【22-081R】ディアナのダル能力で思うように戦闘できずダメージが積み重なり、「闇の戦士」4人を勢ぞろいさせたたまごまんさんがそのまま殴りきり、最終ゲームへともつれ込みます。

 そして迎えた最終ゲームは、お互いバックアップを並べるスローな展開で始まりました。そこから先攻のしどさんが【22-075H】イデアから【22-031H】スコール【22-010L】セルフィとつなげ先手を打ちます。たまごまんさんも【22-056R】エクスデス【21-064L】イングズと防戦に努めますが、しどさんが次のターンで出した【22-022R】キスティスが敵陣のキャラクターを凍結させます。LBデッキから【22-118H】シャントットで盤面をリセットし望みをつなぐたまごまんさんですが、返しのターンでしどさんの【22-079L】サイファー【22-084R】風神【22-087R】雷神を呼びながら登場し、そのままアタックを通して優勝を決めました。

 横浜での公式トーナメントにめっぽう強い印象のあるしどさんですが、ここ数年だけでも『MASTERS 2021 横浜』『日本選手権 2023 Spring 横浜予選』に続けての優勝となりました。おめでとうございます!



 これにて『MASTERS 2024 1st season』は全日程が終了しましたが、早くも今週末から『2nd season』がスタートします。『FFTCG』の公式トーナメントは初開催となる6月2日の鹿児島県鹿児島市(スタンダード)が初戦の舞台です。次のシーズンも皆さまのご参加をお待ちしております!

『MASTERS 2024 1st season 横浜』トップ8デッキリスト【L3構築】

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。