第447回:『MASTERS 2024 2nd season 大津』トーナメントレポート

 全国で展開中の公式トーナメント『MASTERS 2024』、今回は『MASTERS 2024 2nd season 大津』(スタンダード)のレポートをお届けします。

MASTERS 2024 2nd season 大津【スタンダード】


 7月14日、滋賀県大津市の「ピアザ淡海」にて『MASTERS 2024 2nd season 大津』が開催され、49名のプレイヤーによるスタンダードでのスイスドロー6回戦+決勝トーナメント3回戦で行われました。

 『Standard Championship 2024』の熱も冷めやらぬなか、多くの参加者が集まりました。デッキ分布は以下のとおりです。


9名:「騎士」
8名:「光の戦士」
7名:「火水」
5名:「土水」
3名:「氷雷」「氷土」「コスト3WoL」
2名:「氷単」「土単」「氷雷FFVIII」
1名:「火単」「火単マギサ」「風土」「闇の戦士」「モールズの夜会」


 イメージよりもさらに深いデッキとして掘り下げの進む「騎士」と、環境随一のアベレージをたたき出し続ける「光の戦士」の人気は相変わらずですが、3番手には『Standard Championship 2024』のサイドイベント『OSAKA CUP 2024』で全勝を果たした「火水」が浮上しています。  

 決勝トーナメントには「光の戦士」×2と「コスト3WoL」「火単」「火水」「風土」「火単マギサ」「土水」が残りました。
 注目は正義さんの「風土」で、主要パーツはほぼ「風単」ながら【10-061C】モーグリ-8組-で土属性のCPを出して【6-084L】レオをキャスト、そこから【19-128L】ウォーリアオブライトなどの多属性フォワードにつなげてキャスト回数を稼ぐという非常に豪快なデッキです。

 そして決勝は、ここまで全勝で勝ち上がり『MASTERS 2024』だけで5つ目(!?)のトロフィーを狙う「光の戦士」のえあさんと、多属性デッキキラーの急先鋒である【16-129L】カオス【19-105H】アークを搭載した「土水」のチョココロネさんの対戦となりました。

 えあさんは【16-129L】カオスをケアして意図的にバックアップを3属性にとどめ【13-015C】ルーネスでヘイストを与えながら少しずつダメージを与えるなど、さすが「光の戦士」マスターといった立ち回りを見せます。しかし1ゲーム目を落とすと、2ゲーム目は猛攻を【16-129L】カオス【22-118H】シャントットでしのがれ続け、ついにデッキが底をつきます。1時間以上の熱戦を粘りで制したのはチョココロネさんでした。おめでとうございます!



 『MASTERS 2024 2nd season』そして「秘められた希望」環境での公式トーナメントは今週末、7月20日の香川県高松市(L3構築)と翌21日の長野県諏訪市(スタンダード)でフィナーレを迎えます。皆さまのご参加をお待ちしております!

『MASTERS 2024 2nd season 大津』トップ8デッキリスト【スタンダード】

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。


■ベスト8:正義  デッキ:風土