第463回:『第六期 名人戦 関東地区予選』トーナメントレポート

 『世界選手権 2024』の熱戦も記憶に新しいところですが、国内では早くも新たな公式トーナメント『第六期 名人戦』のシーズンに突入しました。"第6期FFTCG名人"の称号を懸けた決勝大会『第六期名人位決定戦』に向けて、まずは全国10会場で地区予選が行われます。
 今回はその初戦となった『第六期 名人戦 関東地区予選』のレポートをお届けします。

関東地区予選(12月14日・さいたま市)


 12月14日、埼玉県さいたま市の「TKP大宮ビジネスセンター」にて『第六期 名人戦 関東地区予選』が開催されました。『第五期』関東地区予選の約1.5倍となる69名のプレイヤーにご参加いただき、スイスドロー7回戦+プレーオフ1回戦で行われました。

 「秘められた伝説」環境でのオープン形式の公式トーナメントとしては初めてかつ、『MASTERS』と比べて決勝大会への権利獲得チャンスが限られる『名人戦』ということで、以前の環境でも活躍していた一定以上の強さが保障されているデッキを選択したプレイヤーが多かったようです。
 一方で新たなギミック「顕現」を戦略の中心に据えたデッキや、【24-003H】カイエン【24-022H】ゴゴの参戦で展開力と持久力を増した「FFVI」デッキなど、「秘められた伝説」のカードを活用した新たなタイプのデッキに挑戦した意欲的なプレイヤーも見受けられました。


以下が69個のデッキの内訳です。

12名:「光の戦士」
7名:「土水カオスアーク」「カオスコンボ」
3名:「氷単顕現」「土単」「騎士」
2名:「火単顕現」「風単」「雷単」「水単モンスター」「火氷顕現」「火水」「コスト3WoL」「FFVI」
1名:「火単マギサ」「火単モンスター」「水単リヴァイアサン」「水単クリスタルの戦士」「火氷」「火雷」「火水モンスター」「氷風顕現」「氷水モンスター」「土雷」「水雷クリスタルの戦士」「土雷水」「4属性WoL」「FFXII」「火雷FFXIII」「暁の血盟」「バイキング」「モールズの夜会」  

 スイスドロー7回戦を終え、唯一の全勝でみごと優勝を果たしたのは「土水カオスアーク」を使用されたai_fftcgさんでした。リストやプレイングが前環境からすでに確立されているデッキのため完成度に一日の長があり、有利をつけている多属性デッキの「光の戦士」が1番人気だったことも追い風となっての結果と言えそうです。おめでとうございます!



 『第六期 名人戦』、次回は12月21日に福岡県福岡市で九州地区予選、翌22日に愛知県名古屋市で東海地区予選が開催されます。
 大いに盛り上がった2024年の公式トーナメントも今週末で1年の締めくくりです。最後まで皆さまのご参加をお待ちしております!

『第六期 名人戦 関東地区予選』上位・通過者デッキリスト【スタンダード】

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。