第475回:条件付き制限カードの制定につきまして(2025/03/28施行)

 いつもファイナルファンタジー・トレーディングカードゲームをご愛顧いただきありがとうございます。『FFTCG』プロデューサーの景山太郎です。

 今回、3月28日のブースターパック『星の涙』の発売に合わせまして、スタンダードで1枚、これまでとは異なる形式での条件を設けた制限カードを制定することになりましたのでお知らせいたします。皆さまには大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

 今回制定した内容および理由は下記をご確認ください。


 L3構築、L6構築、作品単構築戦に関しまして今回は禁止および制限カードの制定はございません。
 また、今回禁止カードに制定されたカードはスタンダード以外の構築フォーマット、リミテッド戦に関しては従来どおり使用することができます。

制定[スタンダード]

 以下のカードをスタンダードにおいて、特定の条件付きでの制限カードとします。


・【23-117L】カオス

条件の内容

  • ・このカードをデッキに入れる場合、【カード名(カオス)】および【カード名(デスペラードカオス)】のカードは、すべて合わせて最大3枚までしかデッキに入れることができません。

  • ・最大3枚までであれば、「【23-117L】カオス×3枚」や「【23-117L】カオス×2枚と【20-069H】カオス×1枚」というように、どのような組み合わせでも問題ありません。

  • ・【23-117L】カオスをデッキに入れない場合、この制限は適用されません。(【23-117L】カオス以外の【カード名(カオス)】と【カード名(デスペラードカオス)】をデッキに何枚でも入れることができます。)
  • 施行日

    2025年3月28日(金)

    制定の理由

     自身の持つオートアビリティとスペシャルアビリティのシナジーが大きく、フィールドに出たときのオートアビリティに対応してスペシャルアビリティを使用することで、1ターン目からでもアビリティの要件を満たすことが見込め、受ける側のプレイヤーの行動はゲームの最序盤から大きく阻害されます。
     デッキからブレイクゾーンに10枚ものカードを置くデメリットがメリットとして機能しやすく、複数回の使用が可能というコストの面から見ても、本来なら慎重であるべき「プレイヤーにダメージを与える」効果として適切な範囲ではありません。
     これらの要因により、カードゲームとしての健全な対戦とは言い難い状況を生んでしまうため、デッキに使用するうえでの制限の制定に至りました。

     このたびはご不便、ご迷惑をおかけすることを重ねてお詫び申し上げます。
     今後とも『FFTCG』を何卒よろしくお願いいたします。