第438回:『MASTERS 2024 2nd season 札幌』トーナメントレポート

 全国で展開中の公式トーナメント『MASTERS 2024』、今回は『MASTERS 2024 2nd season 札幌』(スタンダード)のレポートをお届けします。

MASTERS 2024 2nd season 札幌【スタンダード】


 6月9日、北海道札幌市の「札幌北口カンファレンスプラザ」にて『MASTERS 2024 2nd season 札幌』が開催されました。参加者8人によるスタンダードでのスイスドロー3回戦+決勝トーナメント2回戦にて、『MASTERS 2024 FINAL』の参加枠2つを争います。

 ここ数年は遠征プレイヤーも多く見られる札幌会場ですが、今回も地元勢と遠征勢でほぼ半々の会場となりました。デッキ分布は以下のとおりです。


2名:「騎士」
1名:「土単」「水単」「氷雷」「土雷」「土水」「氷雷FFVIII」  

 決勝は「騎士」デッキの「全人類SOPFFOをプレイして」(以下、SOPFFO)さんと「氷雷」デッキのたるほさんの対決となりました。

 1ゲーム目、予選上位で「騎士」にとってはうれしい先攻のSOPFFOさんは、【12-126R】ガウェインからサーチした【16-017R】ラムザ【22-097L】クリルラを両方出し、さらに【22-097L】クリルラでめくれた【12-103H】ベアトリクス【16-023H】アグリアスも追加、一挙に5体ものフォワードを並べます。対するたるほさんの初手は【20-040L】ルーファウス【16-017R】ラムザをダル凍結しそのままブレイクされるというアクションのみで万事休すかと思われましたが、次のターン、SOPFFOさんのアタックに対してバックアタックの【18-116L】セフィロスをキャストし、【16-017R】ラムザとアタッカーの【12-103H】ベアトリクスの2体を討ち取ります。クレバーな動きでダメージを4点にとどめたたるほさんが、後続の【14-122L】アルシドから再度の【20-040L】ルーファウスによって完全にフィールドを掌握し、鮮やかに逆転勝利を決めました。

 2ゲーム目、再びの先攻で今度こそ押し切りたいSOPFFOさんですが、初動は【13-023R】シャルロットのみと少々もの足りないスタート。すかさずたるほさんは【18-116L】セフィロスをバックアタックでキャストし、アタックで【13-023R】シャルロットを排除します。立て直したいSOPFFOさんは【18-014R】ミースから【22-097L】クリルラ【13-111C】ディリータ【16-023H】アグリアスと広げますが、【18-116L】セフィロスに対する解答がありません。【14-122L】アルシド【21-036H】ヤ・シュトラと展開しつつ騎士たちを凍結させ続けたたるほさんが、最後は【22-114H】ヴィクトラ【22-120H】クラウドのLBカード2連発でブロッカーを吹き飛ばし、力強くチャンピオンに輝きました。おめでとうございます!



 『MASTERS 2024 2nd season』、今週末は6月15日に愛知県名古屋市(スタンダード)で開催されます。皆さまのご参加をお待ちしております!

『MASTERS 2024 2nd season 札幌』トップ4デッキリスト【スタンダード】

※デッキ内のカード名をクリックするとカード画像が表示されます。