第437回:Card of the Week 今週の一枚(2024/06/14)
皆さんこんにちは。『FFTCG』プロデューサーの景山太郎です。またこのときがやってまいりました。そうです、発売前のブースターパックから毎週カードを紹介していく「今週の一枚」です! 今回は8月2日発売予定の「秘められた試練」のカードを紹介していきますのでぜひチェックしてみてください。
それではさっそくまいりましょう。今週紹介するのは山下美樹さん描き下ろし、FINAL FANTASY XIIIから【23-051L】ホープです!
【23-051L】ホープ
イラストのすばらしさを堪能したら、次は『FFTCG』のカードとしての能力を見ていきましょう。【23-051L】ホープは風属性のフォワードで、コスト3、パワー7000という標準的なコストとサイズのカードになっています。しかしながらこのカードは一般アイコンを持たず、さらに言うならレアリティはレジェンドですから、アビリティまで標準的というわけではありません。ホープが持つ2つのアビリティを順番に紹介していきたいと思います。
1つ目はフィールドに出たときに発動するオートアビリティで「ホープがフィールドに出たとき、あなたは《X》を支払ってもよい。そうしたとき、コストXの【カテゴリ(XIII)】のキャラクターカード1枚をサーチし、フィールドに出す。」というものです。手札やブレイクゾーンからではなくデッキから直接フィールドに出せるので自身の状況に大きく依存しない、便利なアビリティと言えるでしょう。追加で支払う《X》がフィールドに出すキャラクターのコストなのも便利で、【15-041L】ライトニングなら1CP、【19-138S】ライトニングなら2CPで出すことができます。
さらに便利なのが、サーチできるのがありがちなフォワードではなく『キャラクターカード』である点です。【14-049H】テュポーンのようなモンスターや、【1-013H】サッズ、【13-085R】ルミナ、【17-040C】モーグリ [XIII-2]のようなホープとは違う属性のバックアップなども無理なくフィールドに出すことができます。また、このタイプのアビリティは今後カードが増えるほど強くなっていくので将来性も抜群です。
2つ目のアビリティはアクションアビリティで「ダル:ホープをゲームから除外する。あなたの次の第1メインフェイズ開始時に【23-051L】ホープをフィールドに出す。このアビリティはあなたのターンにしか使えない。」というものです。自分のターンでしか使えないので相手のターンを1回またいでから登場することになりますが、それでもほとんど苦もなく【23-051L】ホープをフィールドに出し、再び1つ目のオートアビリティを使用することができるのです! 対戦相手はホープがダルアイコンを含むこのアビリティを使用できるようになるまでになんとかしないと、大変なアドバンテージを稼がれてしまいます。
反対に、ホープを使用する側は【12-002H】アマテラスなどのカードには注意が必要です。《X》のCPを支払った後で効果を無効にされてしまうと、アドバンテージどころか大きなディスアドバンテージを押し付けられてしまうことになります。
とはいえ、【23-051L】ホープのアビリティはそれを補ってあまりある力を持っています。ぜひ一度使ってみていただければ幸いです。
それでは今週はこのへんで。来週はカードを2枚紹介します。2人の少年の活躍にご期待ください!
景山太郎