第395回:Card of the Week 今週の一枚(2023/07/07)
皆さんこんにちは! 『FFTCG』プロデューサーの景山太郎です。
7月28日に発売される新ブースターパック『英雄の夜明け』の収録カードを先行して紹介する「Card of the Week 今週の一枚」。自分としてはシリーズ3回目、全体では5回目となる今回は【20-040L】ルーファウス、【20-039R】ルード、【20-041R】レノの神羅カンパニーの3人、つまりカード3枚を一気に紹介します。3枚はすべて氷属性なので、これらを使用したデッキ構築もやりやすくなっています。それではまずはレジェンドである【20-040L】ルーファウスから見ていきましょう。
【20-040L】ルーファウス
【20-040L】ルーファウスはコスト4、パワー7000のフォワードで、自身のコストを減らすフィールドアビリティと、フィールドに出たときかアタックしたときに発動する選択式のオートアビリティを持っています。コストを減らすアビリティではあなたのブレイクゾーンに【カード名(ルード)】と【カード名(レノ)】があるとキャストするためのコストが2減ります。つまり2CPでパワー7000のフォワードをキャストできるということになります。決まった名前のカードが2種類ブレイクゾーンになければならないのですが、手札を捨ててコストにできる『FFTCG』はブレイクゾーンにカードを送りこみやすいゲームですので、わりと簡単に条件を満たせると思われます。
もう1つのオートアビリティは『フォワード1体を選ぶ。それをダルにし、凍結させる。』『あなたのブレイクゾーンにある【ジョブ(タークス)】1枚を選ぶ。それを手札に加える。』『対戦相手は手札を1枚捨てる。』の3つから1つを選択し実行します。どれもそれぞれ強力なうえに方向性の違う効果ですので、その時点で必要なものを的確に選択し、相手を追い詰めていきましょう。
【20-039R】ルード
さあ、今回はカードが3枚もあるので少し駆け足でいきます。次は【20-039R】ルードです。
【20-039R】ルードはパワー8000でコスト3にしては大きめのパワーを持ちますが、ルードをキャストするにはフィールドのバックアップから生み出されるCPしか使用できません。とはいえ3CPですしそれほど難しくはないはずです。
さらに【20-039R】ルードは使い勝手のよいオートアビリティとスペシャルアビリティを1つずつ持ちます。オートアビリティはフィールドに出たときにフォワード1体をダルにし凍結させるという、氷属性お得意の効果です。シンプルに強いアビリティですが、スペシャルアビリティはさらにシンプルかつ強力です。
スペシャルアビリティ『グレートパンチ』は氷属性1CPと【カード名(ルード)】を手札から捨てるだけで、ダル状態のフォワード1体をブレイクすることができます。フィールドに出たときダルにし、グレートパンチでブレイク、という動きもできますので、かなり取り回しのよいフォワードではないでしょうか。
【20-041R】レノ
そして最後に【20-041R】レノを見ていきましょう。
【20-041R】レノはコスト3、パワー7000という標準的なサイズのフォワードですが、アタックするとコスト4以下のフォワードの【カード名(ルード)】をサーチし、フィールドに出すことができます。もちろん前述の【20-039R】ルードを出すことも可能ですから、【20-041R】レノの前にブロッカーがいたとしても【20-039R】ルードのアビリティで容易に無力化できるでしょう。しかもアクションアビリティで氷1CPを支払えばヘイストを得ますので、【20-041R】レノはCPさえあればフィールドに出たターンからアタックすることが可能です。さらに【20-041R】レノ自身もお手軽なスペシャルアビリティを持ちますので、彼らのアタックを止めることはなかなかに難しいのではないでしょうか。
今回は3枚のカードを紹介しました。彼らが皆さんのデッキに採用されることを願っています。
次週は『英雄の夜明け』最後の「Card of the Week 今週の一枚」になります。リシェルが描き下ろしの光のカードを紹介してくれますのでお楽しみに!