第387回:Card of the Week 今週の一枚(2023/06/16)

 皆さん、こんにちは。リシェルです。これから私も3回にわたって『英雄の夜明け』の「今週の一枚」を担当します!

 FINAL FANTASYシリーズには、パロムとポロム、エドガーとマッシュ、そしてレェンとラァンなど、多くの双子が存在します。今回の記事では『英雄の夜明け』のプレリリースパーティーで配布されるプロモーションカードをお披露目するつもりだったのですが、「暁の血盟」における主要コンビの片割れだったので、2人を引き離して紹介することは避けたかったのです……そうでなくても彼らはいろいろと大変な道のりを通ってきたのですから!

 というわけで今回は、【20-086H】アリゼーと【20-106R】アルフィノをご紹介したいと思います。さっそくカードを見てみましょう!

【20-086H】アリゼー &【20-106R】アルフィノ

 【20-086H】アリゼーはプレリリースパーティーのプロモーションカード、そして【20-106R】アルフィノのアートは同じくプレリリースのスリーブのデザインとしてあしらわれています!

 【20-086H】アリゼーはコスト4、パワー5000の雷属性のフォワードで、【カテゴリ(XIV)】、【ジョブ(暁の血盟)】です。2つのオートアビリティを持ち、『アリゼーがフィールドに出たとき、あなたのブレイクゾーンにあるコスト3以下の【ジョブ(暁の血盟)】のフォワード1枚を選ぶ。それをフィールドに出す。』そして『あなたのフィールドに水属性のフォワードが出たとき、対戦相手のコントロールするフォワード1体を選ぶ。それをダルにする。このアビリティは1ターンに1度しか発動しない。』とあります。

 一方の【20-106R】アルフィノはコスト3、パワー6000の水属性のフォワードで、【カテゴリ(XIV)】、【ジョブ(暁の血盟)】です。こちらのオートアビリティは1つで、『アルフィノがフィールドに出たとき、対戦相手は自分のコントロールするダル状態のフォワード1体を選択する。それをブレイクゾーンに置く。』、そして、ダメージを3点以上受けている場合は Damage アビリティでパワーが+2000されます。

 これを見ておわかりになるかと思いますが、2人の相性は抜群です。【20-086H】アリゼーがフィールドに出たとき、ブレイクゾーンから【20-106R】アルフィノを呼び出すことができ、そこから彼のオートアビリティと【20-086H】アリゼーの2つ目のオートアビリティを重ねることができます。【20-086H】アリゼーが対戦相手のフォワードをダルにして、追い打ちで【20-106R】アルフィノがダル状態のフォワード1体をブレイクゾーンに置くことを強いることで、あなたがフォワードを2体出す一方で、対戦相手は高い可能性であなたが狙ったフォワードを1体失うことになるのです!


暁の血盟

 ルヴェユール家の双子には水属性または雷属性の暁の血盟メンバー、すなわちサンクレッドやヤ・シュトラとの組み合わせが最高だと思います。【12-124L】サンクレッドはフィールドに出たときに【20-086H】アリゼーを呼び出せるので、そこから【20-106R】アルフィノにつなげて先ほどの流れを再現することができます。【16-100L】ヤ・シュトラは幅広く暁の血盟メンバーとの相性がよいため、彼女を使った戦術にはこれまで紹介したカードが打ってつけでしょう。

 最後に、正式なメンバーではないものの【13-138S】光の巫女にも触れておきます。彼女はメンバーのパワーを+2000するバフ担当にもできますし、メンバーを復活させるオートアビリティは、これまで紹介した戦略のさらなるスタート地点となります。まだまだ相性のよいカードはたくさんありますが、紹介するのはまたの機会に残しておきましょう。

 さて、いかがでしたか? これによって「暁の血盟」は猛威を振るうことになるのでしょうか? 私は『英雄の夜明け』に収録される『ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ』のキャラを集めること、そしてそれらのカードで遊ぶことを本当に待ち遠しく思います!

 来週は、長きにわたって「今週の一枚」を読んできた皆さんからすると私がこれまで取り上げていなかったことを驚くような、とある人気キャラクターを景山さんから紹介してもらいます。


 それでは、また次回!



 ~リシェル