第384回：『日本選手権 2023 Summer 高崎予選』トーナメントレポート

　6月4日、群馬県高崎市の「高崎白銀ビル」にて『日本選手権 2023 Summer 高崎予選』（L3構築）が開催され、参加者24名によるスイスドロー6回戦＋決勝トーナメント2回戦で行なわれました。

　シーズンは変わりましたがL3構築のカードプールはそのままということで、引き続き「4属性WoL」「火雷FFXIII」デッキが人気を集めました。分布は以下のとおりです。

7名：「4属性WoL」
6名：「火雷FFXIII」
4名：「風雷」
2名：「火風」「火雷風FFXIII」
1名：「風単」「氷雷」「火氷雷夢の三兄弟」

　決勝トーナメントには5勝1敗の3名と4勝2敗の1名（勝ち点で5名、OMW％で3名が並び、被ダメージ平均の最上位）が進出しました。「4属性WoL」は1人も勝ち上がれず、「火雷FFXIII」2名に「氷雷」「風雷」と、雷属性を軸にすえたデッキによるトーナメントとなりました。 　

　決勝戦は、お互いに準決勝で「火雷FFXIII」を下して勝ち上がった、「氷雷」のちょーぎょーじさんと「風雷」のあーきさんの組み合わせとなりました。

　1ゲーム目、あーきさんは【17-052H】ダリオ・ホルンや【18-050L】ユフィなど相手に触れられづらいフォワードを展開して攻めようとしますが、ちょーぎょーじさんは【19-084R】リチャードで手札に加えた【18-116L】セフィロスでの牽制や【19-103H】ティーダによる除去で押しとどめます。そこからさらに【18-117H】ライトニングや【18-019R】ヴァイスを展開してイニシアチブを掴んだちょーぎょーじさんが押し切って勝利しました。

　2ゲーム目、順調にフィールドを埋めていくちょーぎょーじさんに対し、あーきさんは雷属性のバックアップしか引けず苦しい立ち上がりとなります。ちょーぎょーじさんはそのまま攻めていきますが、【18-050L】ユフィと【19-019R】ヴィンセントによるスペシャルアビリティの打ち合いもあって消耗戦の様相となります。ダメージを5点受けているあーきさんのフィールドに【19-135S】シド・レインズが残ったことで流れが変わるかと思われましたが、ちょーぎょーじさんは的確に【18-116L】セフィロス、【18-117H】ライトニングと送り出し、反撃を許さずそのまま勝利。
　ちょーぎょーじさんは前週の『Standard Championship 2023』では予選1位通過ながら優勝は果たせませんでしたが、すぐさまL3構築でトロフィーを勝ち取る結果となりました。おめでとうございます！

　『日本選手権 2023 Summer』、今週末は連戦です。6月10日に宮城県仙台市（L3構築）、翌11日に広島県広島市（スタンダード）で開催されます。
　Summerシーズンも皆さまのご参加をお待ちしております！

■1位：ちょーぎょーじ　　デッキ：氷雷

■2位：あーき　　デッキ：風雷

■ベスト4：カワ　　デッキ：火雷FXIII

■ベスト4：ちょーろぅ様　　デッキ：火雷FFXIII