第380回:『日本選手権 2023 Spring 徳島予選』トーナメントレポート
公式トーナメント『日本選手権 2023』のレポート。今回は『日本選手権 2023 Spring 徳島予選』のレポートをお届けいたします。
日本選手権 2023 Spring 徳島予選【スタンダード】
ゴールデンウィーク最終日の5月7日、徳島県徳島市の「とくぎんトモニプラザ」にて『日本選手権 2023 Spring 徳島予選』がスタンダードによる参加者29名でのスイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦で行なわれました。
いまだ群雄割拠のスタンダード環境ですが、今大会では最近目立った活躍を見せていなかった【15-083L】リディアに再び注目が集まりました。「悪夢より来たる」で得た【19-119L】ウネと【19-120C】ガーネットという強力な多属性カード2枚による純粋なパワーアップに加えて、序盤に展開した強力なシステムフォワードを低コストの召喚獣で守って優勢を維持する戦略が、立ち上がりの遅い「【19-128L】ウォーリアオブライト」デッキに対して相性がよい点が評価されたようです。決勝トーナメントにも2名が進出しており、これからのメタゲームの一角に返り咲くことは間違いないでしょう。全体のデッキ分布は以下のとおりとなりました。
4名:「モールズの夜会」「4属性リディア」
3名:「氷雷」
2名:「風単」「火雷FFXIII」「氷土」「火土水リディア」
1名:「氷単」「水単」「火氷FFVI」「火風FFX」「土雷」「土水」「雷水」「氷風土デジョン」「光の戦士」「4属性WoL」
決勝戦は「火土水リディア」のやぶさんと「火雷FFXIII」のLightさんの組み合わせになりました。
1ゲーム目、先攻のLightさんはマリガンをしたうえで、手札を2枚使っての【19-131S】ファングからのスタートとかなり厳しい滑り出し。追加のフォワードを引くこともできず、仕方なく1点ずつダメージを与えていきます。そうこうしているうちに、やぶさんのフィールドには【12-097H】シルドラでのサーチから【12-110L】ネオエクスデスが着地。Lightさんもキャラクターを失いつつも【19-130S】バハムートで除去を試みますが、【9-068H】ドラゴンで防がれてしまいます。そのまま万全の体勢を作り上げたやぶさんが1ゲームを先取しました。
2ゲーム目、Lightさんは1ターン目に展開した【19-136S】ノエルだけでダメージを刻むまたしても寂しい序盤となり、立ち上がりの安定感が長所のデッキですがなかなか真価を発揮できません。今回は【12-110L】ネオエクスデスの除去にこそ成功しますが、今度は【19-119L】ウネが止まりません。もたらされたアドバンテージで巨大な差を築き上げたやぶさんが、ものの1ターンでダメージを与え切って勝利しました。おめでとうございます!
『日本選手権 2023 Spring』、今週末は5月13日に佐賀県鳥栖市(L3構築)で開催されます。皆さまのご参加をお待ちしております!
『日本選手権 2023 Spring 徳島予選』TOP4デッキリスト【スタンダード】
■1位:やぶ デッキ:火土水リディア
フォワード 18
バックアップ 7
召喚獣 25
■2位:Light デッキ:火雷FFXIII
フォワード 32
バックアップ 9
■ベスト4:あずさ デッキ:氷雷
フォワード 30
- 3 【13-028L】ファイサリス/Physalis
- 3 【18-116L】セフィロス/Sephiroth
- 3 【18-117H】ライトニング/Lightning
- 3 【16-030L】シャントット/Shantotto
- 3 【18-019R】ヴァイス/Weiss
- 2 【17-091L】エクスデス/Exdeath
- 2 【14-122L】アルシド/Al-Cid
- 2 【18-029R】ハイン/Hein
- 2 【14-124H】ゼロムス/Zeromus
- 2 【19-019R】ヴィンセント/Vincent
- 2 【15-024R】オーファン/Orphan
- 2 【16-032H】セラ/Serah
- 1 【11-127L】クラウド/Cloud