第378回:『日本選手権 2023 Spring 岐阜予選』トーナメントレポート

 公式トーナメント『日本選手権 2023』のレポート。今回は『日本選手権 2023 Spring 岐阜予選』のレポートをお届けいたします。

日本選手権 2023 Spring 岐阜予選【L3構築】


 4月15日、岐阜県岐阜市の「ワークプラザ岐阜」にて『日本選手権 2023 Spring 岐阜予選』がL3構築による参加者28名でのスイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦で行なわれました。


 2週前にL3構築で開催された『千葉予選』は「火雷FFXIII」デッキが多数を占めるなかで優勝は「4属性WoL」という結果でした。今大会のデッキ分布は以下のとおりで、千葉予選の結果が色濃く反映されたものとなりました。

7名:「4属性WoL」
4名:「火雷FFXIII」
3名:「風雷」「氷雷」「氷土雷」
2名:「氷土水」「火氷雷FFVI」
1名:「火単」「風水」「土雷」「風雷水」


 「4属性WoL」が一番人気となり、それ以外も含め3属性以上のデッキが過半数を占める構図となりました。その中で決勝トーナメントには使用者3名の「氷雷」から2名が進出しています。多属性デッキが多いメタゲームでは、バックアップを凍結できる点が有利に働いたようです。  

 決勝戦は「火氷雷FFVI」デッキのしらたまさんと「氷雷」デッキのたまごまんさんの組み合わせとなりました。

 しらたまさんは2ターン目には3属性のバックアップをしっかりそろえ、夢の三兄弟や【17-002L】エドガーで効率よくフォワードを展開していきます。たまごまんさんは手札破壊や凍結で相手の動きを止めにかかりますが、すべての攻勢をしのぎきることができません。フィールドに残ったフォワードのアクションアビリティを駆使して終始ゲームを有利に進めたしらたまさんが2ゲームを連取して優勝を勝ち取りました。おめでとうございます!


 『日本選手権 2023 Spring』、今週末は4月22日に岡山県岡山市(L3構築)、翌23日に北海道札幌市(スタンダード)で開催されます。皆さまのご参加をお待ちしております!

『日本選手権 2023 Spring 岐阜予選』TOP4デッキリスト【L3構築】