第365回:『MASTERS 22-23 広島』トーナメントレポート
公式トーナメント『MASTERS 22-23』のレポート。今回は『MASTERS 22-23 広島』(L3構築)のもようをお届けいたします。
MASTERS 22-23 広島【L3構築】
2月11日、広島県広島市の「広島グリーンアリーナ」にて『MASTERS 22-23 広島』(L3構築)が開催され、参加者27名によるスイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦で行なわれました。
2週間前にL3構築で開催された『MASTERS 22-23 大阪』で1番人気だった「水単」はフォワード化するモンスターへの対応力の低さが露呈したことで数を減らし、【18-084C】ラムウや【18-045C】ドリュアスといったコストの軽い召喚獣でモンスターに対処できる「風雷」に人気が集まりました。以下が使用デッキの分布になります。
5名:「風雷」
4名:「水単」「モールズの夜会」
3名:「火単」「風土」
2名:「火水」「氷雷」
1名:「風単」「氷水」「土雷」「風土雷」
決勝戦はあとら@あそくまさんの「風雷」と、しーゆーさんの「氷雷」の組み合わせになりました。
1ゲーム目は両者バックアップを並べ終えたところであとら@あそくまさんが【16-135S】ルールーや【17-096H】黒衣の男でブレイクゾーンを利用してアドバンテージを稼ごうと試みますが、しーゆーさんの【17-025C】ギルバートが邪魔してうまくいきません。現環境のL3構築で唯一相手のターン中に能動的にブレイクゾーンを除外できる【17-025C】ギルバートが強みを発揮します。
そうこうしているうちにしーゆーさんの手札から【18-026L】テオドールがデジョンされ、捨てるくらいならばとキャストした【18-050L】ユフィにもアタック時のアビリティに対応しての【18-116L】セフィロスが直撃。そのまましーゆーさんが1ゲーム目を先取します。
2ゲーム目もバックアップを並べあう静かな立ち上がりとなりますが、今回はあとら@あそくまさんが【16-043H】アトモスと【16-048H】ジタンで少しずつアドバンテージを稼ぎ始めます。1枚目のジタンこそ早々に除去されるもののすぐに2枚目のジタンをキャストし、ここからゲームの勝敗を決定づける攻防が始まりました。
まず、あとら@あそくまさんが手札2枚で【18-045C】ドリュアスを構え【16-048H】ジタンでアタック、【18-081H】メリュジーヌがフォワード化しブロックに入ろうとしたところでドリュアスをキャストします。メリュジーヌのオートアビリティが誘発したところでしーゆーさんは【17-027R】シヴァをキャスト! あとら@あそくまさんは手札を失ったことでドリュアスを無効にされ、ジタンも除去されてしまいます。ターニングポイントを制したしーゆーさんがそのまま押し切り、連勝で優勝を果たしました。おめでとうございます!
『MASTERS 22-23』はここからすべてL3構築の大会となります。『MASTERS 22-23 THE AFTER』に向けて環境がどのように動いていくのか注目です。
『MASTERS 22-23』、今週末は2月18日に愛知県名古屋市(L3構築)で開催されます。
皆さまのご参加をお待ちしております!