第358回:『MASTERS 22-23 岡山』トーナメントレポート

 公式トーナメント『MASTERS 22-23』は2023年のスタートとともに後半戦のスケジュールに入りました。今年もよろしくお願いいたします。
 今回は「力の復活」環境での開幕戦ともなった『MASTERS 22-23 岡山』(1月8日)のもようをお届けいたします。

MASTERS 22-23 岡山【スタンダード】

 1月8日、岡山県岡山市の「岡山商工会議所」にて『MASTERS 22‐23 岡山』(スタンダード)が開催され、参加者27名によるスイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦が行われました。  

 「力の復活」の発売から1か月が経過した状態での環境で初の公式トーナメントということで、新カードを意欲的に採用しつつ完成度の高さも感じられるさまざまなデッキが見受けられました。


以下が参加者のデッキタイプ一覧です。

6名:「水単」
5名:「風氷」
4名:「風単」
3名:「氷雷」
1名:「氷単」「火風水」「火土水」「水雷レオ」「ヴァーサタイル」「氷土」「火風光の戦士」「火水騎士」「火氷」


 1番人気は「力の復活」で【18-086H】アーシェと【18-100L】レナを手に入れ強化された「水単」でした。【18-113H】シド・ヘイズが加入した「風氷」と環境初期の雄「風単」にも人気が集まっており、キャストを軸としたデッキは前環境に続いて存在感を発揮しそうです。

 5勝1敗と足並みをそろえて決勝トーナメントに進出したのは「風氷」「水単」「風単」「氷雷」で、複数人が使用したデッキがきれいに1つずつ決勝トーナメントに残る格好となりました。
 中でもANNKAKE@あそくまさんの「水単」は【16-126R】レオを軸としたデッキならではの特徴としてモンスターが厚めに採用されており、キャストデッキの【17-063R】ルッソが活躍している環境下では今後も注目のデッキになりそうです。

 決勝戦は「風氷」のシュウ@あそくまさんと「風単」のたるほさんというキャストデッキどうしの組み合わせとなりました。
 お互いにフィールドでの優位を奪い合う拮抗したゲーム展開が続き、2ゲーム目をたるほさんが取り返してイーブンになった時点で制限時間は残り10分ほどとなります。
 3ゲーム目もハイスピードでカードとダメージのやり取りが行なわれましたが、延長の3ターンを経過してもダメージは同点で、次の1点が入るまで続くサドンデスに突入します。そして最後はシュウ@あそくまさんの【16-048H】ジタンがたるほさんの召喚獣を3枚奪うことに成功し、相手の動きを止めたところで優勝を決める1点をもぎ取りました。おめでとうございます!



 動き始めた『MASTERS 22-23』後半戦、今週末は1月14日に徳島県徳島市(L3構築)、1月15日に北海道札幌市(スタンダード)で開催されます。今年も事前受付やガイドラインなどへのご協力を引き続きお願いしてまいりますが、より参加しやすく楽しいトーナメントになるよう引き続き努力してまいりますので、2023年も『FFTCG』の公式トーナメントをよろしくお願いいたします。

 今年も皆さまのご参加をお待ちしております!

『MASTERS 22-23 岡山』トップ4デッキリスト【スタンダード】