第357回:『MASTERS 22-23 大津』トーナメントレポート

 公式トーナメント『MASTERS 22-23』のレポート。今回は前半戦、そして年内の公式トーナメントの締めくくりとなった『MASTERS 22-23 大津』(11月27日)のもようをお届けいたします。

MASTERS 22-23 大津【スタンダード】

 11月27日、滋賀県大津市・琵琶湖畔の会場「ピアザ淡海」にて、『MASTERS 22‐23 大津』(スタンダード)が開催され、参加者29名によるスイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦が行われました。  

 「反撃の雄たけび」環境では最後の公式トーナメントでしたがデッキタイプは多種多様で、「土氷」「アバランチ」「モールズの夜会」など環境の初期から活躍していたデッキから、最新カードの【18-139S】ノクティスを使った「風土」まで幅広く見受けられました。


以下が参加者のデッキタイプ一覧です。
3名:「氷土」「風土」「土雷」
2名:「風単」「火氷」「アバランチ」
1名「火風」「火土」「火水」「氷雷」「氷水」「風水」「水雷」「風土雷」「火土水」「火風水」「ヴァーサタイル」「侍」「竜騎士」「モールズの夜会」


 6回戦が終了し、決勝トーナメントには「アバランチ」「水雷」「モールズの夜会」「風単」が残りました。

 決勝戦は本日ここまでを全勝で勝ち上がってきた「アバランチ」のぱっつぁんさんと「モールズの夜会」のアスカさんの対戦となりました。

 1本目、先手のぱっつぁんさんは【7-069C】コルカから【14-121L】バレットをサーチしそのままキャストします。これに対してアスカさんは【16-080H】マダム・エーデルから【16-065C】アンバー、【16-075R】シンジュ、【16-003C】エルビスと並べ【14-121L】バレットを除去。立ち合いの流れのままアスカさんが押し切り勝利します。

 2本目もぱっつぁんさんは1本目同様に【14-121L】バレットをサーチしそのままキャスト。アスカさんは1本目と違い【14-121L】バレットを除去できずバックアップを並べてターンを返します。ぱっつぁんさんがさらに展開したフォワードに対してアスカさんは対処できず、2本目はぱっつぁんさんが取り返します。

 3本目、アスカさんのバックアップ2枚スタートに対してぱっつぁんさんはまたしても1ターン目に【14-121L】バレットをキャストしますが、アスカさんは今度はきっちり【16-003C】エルビスで除去します。【15-139S】クラウドに対しての【9-068H】ドラゴンや、EXバーストでの【12-005C】イフリートなども噛み合ってぱっつぁんさんのフォワードを対処しきったアスカさんが、モールズの夜会による攻勢でそのまま勝利。前半戦最後の優勝を勝ち取り、『MASTERS 22-23 FINAL』の参加権利を獲得されました。おめでとうございます!



 冒頭のとおり『MASTERS 22-23』前半戦と、『FFTCG』の2022年の公式トーナメントはこれにて終了となりました。本年も事前受付やガイドラインなど、大会運営へのご協力ありがとうございました。

 年明けからは、1月8日の岡山県岡山市(スタンダード)を皮切りに『MASTERS 22-23』後半戦がスタートします。2023年はもちろん社会情勢の推移と足並みをそろえながらですが、より参加しやすいイベントの実現に努力してまいりたいと思います。

 2023年も、皆さまのご参加をお待ちしております!

『MASTERS 22-23 大津』トップ4デッキリスト【スタンダード】