第351回：Card of the Week　今週の一枚（2022/11/11）

　皆さんこんにちは、リシェルです。『力の復活』から再び「今週の一枚」をお送りします！ これまでに公開された情報をお楽しみいただけていれば幸いです。

　今週は、とある人気キャラの普段あまり見ない姿を紹介いたします。それでは、【18-116L】セフィロスを見てみましょう！

　【18-116L】セフィロスはコスト4、パワー8000、【カテゴリ (VII)】、【ジョブ(英雄)】、氷/雷の多属性フォワードで、「バックアタック」と２つのオートアビリティを持ちます。1つ目のオートアビリティは「セフィロスがフィールドに出たとき、対戦相手のコントロールするダル状態のフォワード1体を選ぶ。それをブレイクする。」というもので、２つ目のオートアビリティは【18-116L】セフィロスがアタックしたときに発動し、「対戦相手は手札を1枚捨てる。」か「コスト2以下のフォワード1体を選ぶ。それをブレイクする。」のうち1つを選択することができます。

　この２つのアビリティが組み合わさることで、【18-116L】セフィロスは相手のアタックフェイズでの妨害に秀でています。私が前回担当した【18-123L】ソノンのコラムでも言及しましたが、「バックアタック」のおかげで召喚獣をキャストできるタイミングであれば、メインフェイズの間だけではなくいつでも【18-116L】セフィロスをキャストすることができます。【18-116L】セフィロスはフィールドに出る際ダル状態のフォワード1体をブレイクできるため、多くの場合はアタックしているフォワードのブレイクに使われるでしょう。そこからさらに、相手の次なるアタックを防ぐポジションに【18-116L】セフィロスを置くことができます。

　これで【18-116L】セフィロスはブロック要員として立ち回れるだけでなく、２つ目のオートアビリティのおかげで相手にとってさらなる強敵になりえます。相手のターンに「バックアタック」でキャストすれば、次の自分のターンで即座にアタックすることができ、さらにフォワードをもう1体ブレイクするか、相手に手札を1枚捨てさせることができます。これにより【18-116L】セフィロスはあなたをどんどん優位に立たせてくれるため、相手にとっては即座に対処せざるをえなくなる可能性が高くなります。

　相手は自らのリソースを使って【18-116L】セフィロスに対処しないと手札を捨てることになるので、相手の手札を少なくしておくことで効果を発揮するキャラクターと【18-116L】セフィロスの組み合わせは極めて強力です。【18-116L】セフィロスをフィールドに出した次の自分のターン、【15-041L】ライトニングはすばらしい追撃の1枚になります。【15-041L】ライトニングは高確率でヘイストを得ることができる強力な低コストフォワードであり、相手の手札を0枚にすることができれば追加のダメージも与えられます。最近のカードでは【16-030L】シャントットや【17-029L】ゼザなどがこのプレイスタイルに当てはまり、いずれも相手の手札が少ない場合に低コストになるフォワードです。

　【14-122L】アルシドは【18-116L】セフィロスと同様、氷/雷の多属性フォワードであり、組み合わせるのが特に好ましいキャラクターです。【18-116L】セフィロスがフィールドに出たりアタックするたびに、【14-122L】アルシドの持つアビリティでフォワードを凍結させたりダルにすることができるため、相手のアタッカーになりえるキャラクター複数体を効果的に処理することができます。同じく氷/雷の多属性である【14-124H】ゼロムスも、強力なダル・凍結アビリティを用いて相手の盤面を制圧することができるフォワードです。それらのカードによって時間を稼ぎつつ相手にプレッシャーを与えることで、【18-116L】セフィロスはよりフィールドで圧倒的な存在感を発揮できるでしょう。

　最後に、【カテゴリ(VII)】をテーマにした氷雷デッキを構築したい方は『対戦デッキ スターターセット アバランチ対神羅』をチェックしてみてください。【15-140S】 ルーファウスと【ジョブ(タークス)】の面々で構成されたデッキがセットに含まれており、こちらのデッキは【18-116L】セフィロスがうまくハマる仕様になっています。 多属性やコントロールタイプのキャラクターデッキが豊富ななか、【18-116L】セフィロスは氷雷デッキで盤面のコントロールに活躍するかと思います。氷/雷属性のカードの存在をにおわせることで、【18-116L】セフィロスの登場によりアタックが妨害されることを常に相手に意識させ、プレッシャーを与えることができるでしょう。