第349回：Card of the Week　今週の一枚（2022/11/04）　

　みなさん、こんにちは。Timです。私から久しぶりに「今週の一枚」をお届けします。12月9日発売予定の最新ブースターパック『力の復活』の中から1枚のカードを紹介します。

　それではカードを見てみましょう！ 今回紹介するのは【18-107L】アクスターです。

　【18-107L】アクスターは、コスト3、パワー8000、【ジョブ（戦士）】、【カテゴリ（FFBE）】、火/氷の多属性フォワードです。彼は3つのオートアビリティを携えており、1つ目は「アクスターがフィールドに出たとき、コスト3以外のすべてのフォワードをダルにし、凍結させる。」2つ目は「アクスターがフィールドに出たとき、あなたの手札からコスト3以下の火属性か氷属性のフォワード1枚をフィールドに出してもよい。」そして3つ目は「アクスターがフィールドに出るかアタックしたとき、対戦相手のコントロールするフォワード1体を選ぶ。それにあなたのコントロールするコスト3のフォワード1体につき、3000ダメージを与える。」です。

　先週、私は火氷で多くのコスト3のカードを使用したデッキを試作してゲームをしてみました。そこで使用したいくつかのカードをこの記事で紹介できるのでよい機会ですね。 最初に話したように、【18-107L】アクスターはフィールドに出たときに3つのアビリティが発動しますので、3CPを支払ってキャストするだけで多くの効果が得られます。詳しく見ていきましょう。

　【18-107L】アクスターはフィールドへ出ると、コスト3以外のすべてのフォワードをダルにし、凍結させます。これはあなたのコントロールするフォワードも含まれるので気をつけてください。純粋にコスト3のフォワードだけでデッキを作っていない場合、アクスターが出た時点でフィールドにはコスト3以外のフォワードがいることでしょう。しかし、それらのフォワードでアタックし、ダルになったところで【17-034R】ハーディを使ってアクスターを手札から直接フィールドに出すという動きも可能です（ただし、凍結させてしまう点には注意してください）。
　【17-034R】ハーディのようなギミックを使えば、対戦相手のターンのアタックフェイズにアクスターをフィールドに出し、コスト3以外のフォワードのアタックを封じることもできます。もちろん、【1-048C】導師や【16-009C】侍を使ってブレイクゾーンからアクスターを戻し、フィールドに出たときに発動するアビリティのすべてを効果的に使用することもできます。

　さて、アクスターの2つ目のオートアビリティでは、コスト3以下の火属性または氷属性のフォワード1枚を手札からフィールドに出すことができます。先ほど【16-009C】侍について話しましたが、【カード名（侍）】と【ジョブ（侍）】にはコスト3以下のフォワードが多いので、アクスターは「侍」デッキにうまくフィットします。さらにこのアビリティがもたらす可能性は無限にあります。【8-039C】時魔道士を出してコスト3のカードを捨てれば、1つ目のアビリティをすり抜けた対戦相手のフォワードを残さずダルにして凍結させることもできます。

　上記に加え、さらにアクスターの3つ目のオートアビリティはアタックしたときにも発動します。あなたのコントロールするコスト3のフォワード1体×3000ダメージを与えるので、理論的には安定して9000ダメージは与えたいですから、常に（アクスターを含め）コスト3のフォワードを3体はコントロールしていたいところですね。そして3体のフォワードのうち1体が【8-004R】イロハなら、ダメージは10000になります（やはりここでも【侍】の話になりますね）。火属性のコスト3フォワードとしては【8-139S】リセも、アクスターのパワーを【12-002H】アマテラスの圏外まで引き上げてくれます。そういえば、フィールドに出るかアタックしたときに火のCPを支払って3000ダメージを与えられる【8-021R】レインを覚えていますか？

　火属性と氷属性には【カテゴリ（FFBE）】のカードが多く、さらに【ジョブ（戦士）】であるアクスターは、フィールドに出たときにコスト3以下の【ジョブ（反乱軍）】1枚をサーチしてフィールドに出せる【15-005R】ガイと組み合わせれば、ガイのパワーを容易に10000以上へ底上げしてくれます。属性やカテゴリ、ジョブによるシナジーはもっとありますので、12月9日に『力の復活』が発売されたら、ご自身で知っていただけることでしょう。