第322回:『第四期 名人戦 東海地区予選』トーナメントレポート

 『第四期 名人戦』の地区予選は、最初の2週間で三大都市圏での日程が消化されました。各会場では遠征して参加されるプレイヤーの姿も見られ、少しずつですがトーナメントシーンが戻りつつあるのを感じています。

 今回は『第四期 名人戦 東海地区予選』(5月28日・名古屋)のもようをお届けいたします。

第四期 名人戦 東海地区予選

 5月28日、愛知県名古屋市のIMYホールにて『第四期 名人戦 東海地区予選』が開催され、参加者38人によるスイスドロー6回戦+プレーオフ1回戦で行われました。

 前週の予選の結果を受けてか、「風単」や「火単」を選択するプレイヤーが増えていました。逆にこれまで多く見られていた「風水空賊」や「土水」は使用者を減らしており、予選の短いスパンの中でも環境が移り変わっているのがわかります。


参加者のデッキ分布は以下のとおりです。

6名:「モールズの夜会」「火単(うち「侍」2名)」
4名:「火氷」
3名:「風単」「火水」「風水(うち「空賊」「FFX」各1名)」
2名:「水単」
1名:「氷単」「火土アバランチ」「火雷黒魔道士」「氷雷」「風土」「土水」「雷水」「火風土」「火土水」「風土水」「ギルガメッシュ[FFBE]」

 スイスドロー6回戦を全勝して優勝を飾ったのは「火単」のケンタッキーさんでした。ケンタッキーさんは前週の『関東地区予選』でも「火単」を使用しており、経験値という点でもほかのプレイヤーにアドバンテージがあったようです。
 また、2位のひれひれ(∵)さんもまったく同じ50枚の「火単」を使用しており、強力なデッキとして今後も注目が集まりそうです。

 一方、プレーオフを通過したデッキは「氷単」「火水」「風水FFX」というすべて異なるタイプのデッキで、環境にはまだまだ新しいデッキが出てきそうです。



 今週末は6月4日に福岡市で『第四期 名人戦 九州地区予選』が、翌6月5日には広島市で『第四期 名人戦 中国地区予選』が開催されます。

 皆さまのご参加をお待ちしております!

『第四期 名人戦 東海地区予選』通過者デッキリスト