第315回:Card of the Week 今週の一枚(2022/03/11)
みなさんこんにちは。毎度おなじみTimです。今回は4月15日に発売されるブースターパック『光の使者』から、風のフォワードについてのレジェンド級のネタバレをこっそりお教えします。
【16-044L】ウォル
【16-044L】ウォルはコスト5、パワー9000、【ジョブ(暁の戦士)】のすばらしい風属性フォワードで、これまでの伝統を引き継ぎ【カテゴリ(MOBIUS)】を持っています。このカードには次のように記されています。
『ウォルをキャストするためのコストはあなたのコントロールするコスト5以上のキャラクター1体につき、1減る(0にはならない)。』
『あなたのコントロールするウォル以外のコスト5以上のフォワードに「自身は対戦相手の召喚獣やアビリティによっては選ばれない。」を与える。』
『あなたがコスト5以上のキャラクターカードをキャストしたとき、カードを1枚引く。このアビリティは1ターンに1度しか発動しない。』
相性のよいカード
それではさっそく、ウォル独特のアビリティを見ていきましょう!
ウォルは、あなたがコントロールするコスト5以上のキャラクター1体につき、キャストに必要なCPが1減少し、最低でコストを1まで下げることができます。これはパワー9000のフォワードにしては非常に破格のものと言えるでしょう。『FFTCG』において、数を参照してコストが減少することはまれではないにしても、バックアップも含むキャラクターまで数えるのは非常に珍しいことです(【5-091H】星の神子はあなたの居場所を知りたがっています……)。
風属性のカードのみに限定しても、実質的なコストをほとんど0に感じさせてくれるコスト5以上のフォワードが多く存在します。例えば、【1-080H】バッツ、【4-055H】カヌ・エ・センナ、【8-060L】フィーナなどはウォルの登場するスピードを加速してくれます。
さらにウォルは、あなたのプレイスタイルを劇的に変化させてしまうような、非常にパワフルなアビリティをいくつか持っています。まず、コスト5以上のフォワードは、対戦相手の召喚獣やアビリティによって選ばれることはありません! 風属性にはパワフルなフォワードが非常に多いです。また、強力なフォワードであれば属性を問わず、対戦相手がウォルからまず対処しなければならなくなることを感謝するでしょう。例えば【14-042L】雲神ビスマルク、【9-057L】ヤズマット、【14-102L】海神リヴァイアサンなどは、本来なら対戦相手はそれを目撃した途端に倒そうとするはずです(が、その目論見は遠回りを強いられます)。さらにウォルは、対戦相手が【12-110L】ネオエクスデスの脅威に対処するのをより難しくさせることができ、さらにつらい状態に追い込むことができるのです。自身の強力なアビリティでフィールドを堅固にする役割を、ウォルは非常に低いコストでなしうる可能性を持つのです。
しかも、まだまだこれだけではありません! ウォルは、コスト5以上のキャラクターのキャストにカードを1枚引くことができる権利を与えるため、自分のターンの間、フィールドの優位性を構築することをさらに楽にしてくれます!
そして、みなさんはご存じかと思いますが、同じ属性のサーチ手段があると便利なため【10-047R】エコーはおすすめできます。また、雷属性に目を向ければ、【9-095L】メイアでウォルにヘイストを与えることができます。
コストが高く、満足感が高いデッキの構築に焦点を当てるなら、もしかしたらプレイヤーは『FFTCG』のなかでも最上級にアグレッシブなデッキの主力の1つである、カードを引く達人、【11-023H】ヴァーサタイルな気持ちになるかもしれません。このようなデッキであれば、ウォルがフィールドにいることで、ヴァーサタイルは(自身のキャストによる1ドローを含め)4枚ものカードを引くことができる確率が非常に高くなりますし、ウォルがいることで貴重な投資を守ることができます。また、ウォルのアビリティによって選ばれることを防ぐので【9-094L】フースーヤを【6-041L】リノアで再使用するなど、コスト5以上のフォワードを使ったギミックが邪魔されにくくなります。
この風属性の武器庫に加わる、新しいカードについてあなたはどう思いますか? ご感想を facebook.com/FinalFantasyTCG や facebook.com/FFTCGEurope までお寄せください。または、我々のDiscordサーバーに参加していただき、『光の使者』についての議論に加わってください!
そして、来週以降も「今週の一枚」をぜひ楽しみにしていてください! 次回はリシェルが戻ってきて、『光の使者』のまた新たなネタバレを教えてくれる予定です。
ヒントが大好きな人のために、数字にまつわるヒントを少しだけ教えます! このキャラクターはすでに『FFTCG』に登場しており、今回は彼/彼女のx枚目のカードになりますが、一方でこの数字はこのキャラが登場する『FINAL FANTASY』シリーズのナンバリングタイトルでもあります。ぜひ、考えてみてくださいね。
それではまた次回にお会いしましょう!😉