第305回:『MASTERS 2021 川崎』トーナメントレポート

 師走の慌ただしいなかですが、2021年の『FFTCG』の公式トーナメントもラストスパートに入ってきました。

 今回は『MASTERS 2021 川崎』(スタンダード)のもようをお届けいたします。

MASTERS 2021 川崎【スタンダード】


 12月12日、神奈川県川崎市の「ステーションコンファレンス川崎」にて『MASTERS 2021 川崎』が参加者33名によるスイスドロー6回戦+決勝トーナメント3回戦で開催されました。

 これまで結果を出してきたデッキに加え、「クリスタルの支配者」のカードを主軸としたデッキも一定数見受けられ、だんだんとメタゲームが変遷していることが感じられます。
 トップ8には【15-083L】リディアと【15-011L】パロム、【15-119L】ポロムを使った3属性によるコントロールデッキや、【15-094L】ニックスを活かした「王の剣」デッキなども入賞しました。

 そして、決勝は前週の『MASTERS 2021 姫路』で優勝しているたるほさんの「火単」対はーらーさんの「火土水」デッキのマッチとなりました。  

 お互いがコントロールデッキということを意識しての試合展開となり、たるほさんは【15-083L】リディアへの対抗手段となる【11-004C】クー・チャスペルを駆使しながら相手のフォワードを対処しつつ、1コストでキャストできコストパフォーマンスに優れた【13-017H】レインをアタッカー要員として少しずつダメージを刻んでいきます。
 対するはーらーさんも早々に【15-011L】パロムや【15-083L】リディアのカウンターを溜めていくという予選ラウンドでの戦略から、【15-120H】マインドフレアを【10-132S】ティナや【12-061L】クルルによって使いまわして相手のデッキを削っていくプランに切り替え、2ゲームとも双方のデッキが数枚になる終盤を迎えますが、はーらーさんの攻め手をたるほさんがしのぎきる結末が二度続き、みごと2大会連続での優勝を果たしました。おめでとうございます!





 年内の『MASTERS 2021』も残すところ2会場です。今週末は12月18日に山形県山形市(スタンダード)、12月19日に福島県福島市(L6構築)で開催予定です。

 皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

『MASTERS 2021 川崎』TOP8デッキリスト