第303回：禁止・制限カードの制定につきまして（2021/12/24施行）

　いつも『FFTCG』を遊んでいただきありがとうございます。プロデューサーの景山太郎です。

　今回、スタンダードとL6構築の2つのフォーマットで禁止カードおよび制限カードを制定することになりましたのでお知らせいたします。『Opus XIV』までのトーナメント環境には大きな偏りが生まれており、検証の結果『クリスタルの支配者』の追加以降も同様の環境が継続する見込みのため、それを是正するための措置となります。皆さまにはご迷惑をおかけする形となり大変申し訳ございません。

　今回制定した内容は以下をご確認ください。また、それぞれの決定に至った理由に関しましても記載しております。


　なお、今回禁止・制限の制定されたカードはL3構築、作品単構築戦、リミテッド戦に関しては従来どおり使用することができます。

以下のカードをスタンダードにおける禁止カードに制定します。これらのカードはデッキに1枚も入れることはできません。

・【5-067R】ミューヌ/Miounne
・【13-120H】ドーガ/Doga
・【14-118H】シュテル・リオニス/Sterne Leonis


以下のカードをスタンダードにおける制限カードに制定します。このカードはデッキに1枚だけ使用することができます。

・【13-119L】ソフィ/Sophie

以下のカードをL6構築における禁止カードに制定します。これらのカードはデッキに1枚も入れることはできません。

・【13-120H】ドーガ/Doga
・【14-118H】シュテル・リオニス/Sterne Leonis

2021年12月24日（金）


※日本国内の公式トーナメントでは、12月25・26日に開催予定の『第3期名人位決定戦』より適用されます。

【5-067R】ミューヌ

　このカードはずいぶん長い間、風属性の入るデッキには必須のカードとなっていました。さらにカードプールが広がるにつれてますます存在感を増し、強力なエンジンとして環境を支配しつつあります。また、無限ループ系のギミックのエンジンになることからも、今後の危険性を内包しています。これ以上影響を与えないようにスタンダードで禁止カードに制定しました。



【13-119L】ソフィ

　いくつかのデッキにおけるフィニッシャーで、特に土水デッキでは想定より強すぎる結果を残しており、スタンダードでデッキに1枚しか入れられない制限カードとしました。



【13-120H】ドーガ

　トーナメントシーンで最強の一角を占めている土水デッキの根幹となります。【13-120H】ドーガはドローソースであり、打撃力であり、さらに【13-119L】ソフィのパワーを底上げするキーカードで、土水デッキを君臨させる主要因となっているため、スタンダードとL6構築における禁止カードに制定しました。



【14-118H】シュテル・リオニス

　他の追随を許さないフォワードの展開力は現在のトーナメントシーンにおいて無視できないレベルであり、また今後フォワードの種類が増えるにつれさらに大きな影響力をもたらすことが間違いないため、スタンダードとL6構築における禁止カードに制定しました。