第298回:『MASTERS 2021 高知』『MASTERS 2021 金沢』『MASTERS 2021 八王子』トーナメントレポート
『MASTERS 2021』、始まったら早いもので、後半戦16会場の日程も半ばを過ぎました。
今回は『MASTERS 2021 高知』(スタンダード)と『MASTERS 2021 金沢』(スタンダード)、そしてミッドウィークの文化の日に開催された『MASTERS 2021 八王子』(L6構築)のもようをお届けいたします。
MASTERS 2021 高知【スタンダード】
10月30日、高知県高知市の目抜き通り、帯屋町にある「セミナールーム コミュバ」にて『MASTERS 2021 高知』(スタンダード)が開催されました。高知での公式トーナメントは初めての開催で、今回は残念ながら近隣からの参加はありませんでしたが、大阪と広島からそれぞれ遠征してくださった4名でスイスドロー3回戦+決勝トーナメント2回戦を行ないました。
デッキは「土水」×2に「風水」「チョコボ」という構成で、全勝も全敗もいない拮抗したスイスドローを経て、決勝トーナメントへ突入しました。
決勝戦は「チョコボ」の三日月さんと、さむぞうさんの「土水」の対決となりました。
試合は「土水」にとって対処の難しい【14-042L】雲神ビスマルクを擁する「チョコボ」デッキが主導権を握る展開が続きます。1ゲーム目こそ攻勢に出たところを【14-113R】リヴァイアサンのEXバーストでまくられてしまいますが、2ゲーム目を電車道で取り返すと、最終戦も【14-042L】雲神ビスマルクと【14-118H】シュテル・リオニスが相手の脅威を退け続け、三日月さんが栄冠を持ち帰ることになりました。おめでとうございます!
『MASTERS 2021 高知』TOP4デッキリスト
■1位:三日月 デッキ:チョコボ
フォワード 40
- 3 【1-076C】チョコボ/Chocobo
- 3 【7-055R】チョコボ/Chocobo
- 3 【6-050C】チョコボ/Chocobo
- 3 【4-062C】チョコボ/Chocobo
- 3 【11-050C】チョコボ/Chocobo
- 3 【4-063C】チョコボ/Chocobo
- 3 【5-060C】チョコボ/Chocobo
- 3 【9-050C】チョコボ/Chocobo
- 3 【1-075C】チョコボ/Chocobo
- 3 【5-061C】チョコボ士/Chocobo Knight
- 3 【3-049C】イザナ/Izana
- 3 【14-042L】雲神ビスマルク/Bismarck, Lord of the Mists
- 3 【14-118H】シュテル・リオニス/Sterne Leonis
- 1 【13-104L】スピリタス/Spiritus
召喚獣 3
■2位:さむぞう デッキ:土水
フォワード 17
バックアップ 5
■ベスト4:テートク デッキ:風水
フォワード 16
バックアップ 13
召喚獣 18
■ベスト4:Log デッキ:土水
フォワード 18
MASTERS 2021 金沢【スタンダード】
10月31日、石川県金沢市の「金沢勤労者プラザ」にて『MASTERS 2021 金沢』(スタンダード)が開催され、参加者10人によるスイスドロー5回戦+決勝トーナメント2回戦で行なわれました。
この週からスタンダードで「対戦デッキ スターターセット アバランチ対神羅」の専用カードが使用可能となり、環境に少し変化がもたらされました。新カードをさっそく携えてきたプレイヤーが多く、その結果「火土アバランチ」が一番人気のデッキとなりました。
決勝トーナメントには「土水」「火土アバランチ」「モンク」「火風」が残り、決勝は「土水」対「モンク」という組み合わせになりました。
決勝戦は常にフォワードを先に展開してくる「土水」に対して「モンク」が【14-062L】岩神タイタンや【1-107L】シャントットで受けていく流れとなります。1本目は先攻の利も生かし、【14-062L】岩神タイタンの除去をかいくぐったフォワードで「土水」が攻めきりました。
2本目は「モンク」がフォワードの数で優位に立って相手の攻めをさばききるものの、今度は「土水」側が【1-107L】シャントットで仕切り直し、再度のフォワード展開で上回った「土水」が勝利しました。
しらたまさんは『MASTERS 2021 岐阜』『MASTERS 2021 大津』で準優勝と、続けざまにあと一歩のところで優勝を逃していましたが、「土水」を使い続けてきた経験からの調整が光り、ついに優勝をつかみ取りました。おめでとうございます!
『MASTERS 2021 金沢』TOP4デッキリスト
■1位:しらたま デッキ:土水
フォワード 16
バックアップ 7
■2位:たまごまん デッキ:モンク
フォワード 24
バックアップ 19
モンスター 2
■ベスト4:ぱっつぁん デッキ:火土アバランチ
フォワード 28
バックアップ 16
■ベスト4:たるほ デッキ:火風FFTA
フォワード 23
バックアップ 17
モンスター 2
MASTERS 2021 八王子【L6構築】
11月3日、東京都八王子市の「カサデホール」にて『MASTERS 2021 八王子』(L6構築)が開催され、参加者32人によるスイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦が行なわれました。
やはりL6構築におけるメタゲームの中心は「土水」と「火水」となっていて、水属性の各種デッキや【14-116H】マシュリーに対して有効な【14-102L】海神リヴァイアサンや、光・闇属性の枠で【11-140S】カダージュを採用しているデッキも増えている印象でした。
決勝戦はひーとさんの「火水」対 Reimen Moriokaさんの「土水」という、環境の中心を担うデッキどうしの対決となりました。
試合は【13-120H】ドーガや【14-111R】美神ラクシュミなどの1ターン目からキャストされてくる「土水」のフォワードを、「火水」が【12-016C】ブレイズをはじめとしたダメージを与えるバックアップで対処しつつ、豊富なEXバーストで盤面の脅威を減らしていく展開となります。
フォワードで不用意にアタックを仕掛けることなく、じっくりとバックアップの差による展開力と手札の対応力を活かしたコントロールを徹底し続けた「火水」が2ゲームを連取し、ひーとさんが『MASTERS FINAL』への切符を手にしました。おめでとうございます!
佳境を迎えつつある『MASTERS 2021』後半戦、今週末は11月6日に徳島県徳島市(L6構築)、11月7日に北海道札幌市(スタンダード)で開催予定です。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
『MASTERS 2021 八王子』TOP4デッキリスト
■1位:ひーと デッキ:火水
フォワード 19
バックアップ 16
■2位:Reimen Morioka デッキ:土水
フォワード 17
バックアップ 6
召喚獣 27
- 1 【13-100R】リヴァイアサン/Leviathan
- 2 【11-070R】審判の霊樹エクセデス/Exodus (FFTA)
- 3 【9-114C】不浄王キュクレイン/Cuchulainn, the Impure
- 3 【12-097H】シルドラ/Syldra
- 3 【14-113R】リヴァイアサン/Leviathan
- 3 【12-108C】レモラ/Remora
- 1 【9-065C】ゴーレム/Golem
- 2 【13-053R】アレキサンダー/Alexander
- 3 【10-068C】クーシー/Cu Sith
- 3 【9-068H】ドラゴン/Mist Dragon
- 3 【12-068H】フェンリル/Fenrir