第285回:Card of the Week 今週の一枚(2021/07/26)
「バヌバヌ族が呼び降ろした雲の神。
雲海を遊弋する伝説の白鯨として、人々の間にも伝承が伝わる存在である。
一方、バヌバヌ族の神話では祖先を浮島に導いた神とされ、『バブルブロウ』で悪を押し流すと語り継がれてきたようだ。」
皆さん、こんにちは。Timです。今日は『Opus XIV ~クリスタルの深淵~』の中から最後となる「今週の一枚」を紹介します。 それではカードを見てみましょう!
【14-042L】雲神ビスマルク
【14-042L】雲神ビスマルクは5CPの風属性のフォワードで、パワー9000、カテゴリはXIV、そしてジョブは「蛮神」です。
『キャラクターがフィールドから手札に戻ったとき、カードを1枚引く。このアビリティは1ターンに1度しか発動しない。』と『あなたのターン終了時、あなたのコントロールする風属性のキャラクターを最大1体まで選ぶ。それを手札に戻す。』という2つのオートアビリティを持っています。
さらにアクションアビリティとして、『アクティブ状態の風属性のフォワード1体をダルにする:フォワード1体を選ぶ。それに2000ダメージを与える。』というアビリティも持っています。
このカードは何が特別なのでしょう。このカードはあなたが使用したくなるとても強力な1枚です。バックアップのラインを構築していれば、すべての風属性の「キャラクターをアクティブにする」効果を持つカードを最大限に活用するためにビスマルクは役に立ってくれます。
相性のいいカード
ビスマルクが入ったデッキで最初にプレイしたいカードは【12-038H】アルテアです。あなた、もしくは相手のターン中の好きなときにあなたのコントロールするキャラクター1体(とアルテア自身)を手札に戻すことができます。
それ以外で役に立つカードとしては、【8-060L】フィーナと【1-080H】バッツです。すべての(【1-080H】バッツは風属性の)キャラクターを再度アクティブにできるので、これらのカードをキャストする前に、アクティブ状態のすべてのフォワードをビスマルクのアクションアビリティで活用しておくことができます。また、ビスマルクのアクションアビリティは、アクティブ状態のフォワードを標的とする雷属性のカードに対する防御として使用することもできます。
また、ビスマルクはあなたのターン終了時に、あなたの風属性のキャラクター1体を手札に戻すことができます。ですので、フィールドに出たときに発動するアビリティを持つキャラクターを再び使用することができます。そのよい例としては、前述したバッツとフィーナに加え、【10-057C】バッツ、【12-116L】ロック、【2-071R】リュック、さらに【5-067R】ミューヌなどがいます。 さらに言えば、ビスマルクを使うなら毎ターン、それこそ対戦相手のターン中にも何かを手札に戻すことをおすすめします。前述の【12-038H】アルテアのほかには【10-055H】チョコボ、【1-178R】リヴァイアサン、【6-125R】リヴァイアサンなどがあります。特に【1-177R】ユウナを出しておけば、【1-178R】リヴァイアサンはわずか2CPでフォワード1体をオーナーの手札に戻しカードを1枚引くことができるようになります。
それ以外にも使い道があります! 【5-062L】ディアボロスと一緒に使用すると、すべてのアクティブ状態の風属性のフォワードで2000ダメージずつを与えてから、すべてのフォワードをアクティブにできます。選択すればすべてのバックアップもアクティブにできるので、自分のキャラクターを何度も何度もダルにしたりアクティブにしたりできる「チョコボ」デッキをお持ちの場合には、とても楽しいと思います。
皆さんが、この雲神を使ってご自身専用のコンボやデッキを作るアイデアになりましたら幸いです。
これが『Opus XIV』に関する「今週の一枚」の最終回です。これから発売される『クリスタルの深淵』で蛮神たちが活躍するところをやっと見られますので、私と同じくらい皆さんも楽しみにしてくれていることを願っています。
お楽しみに!
Tim