第282回：Card of the Week　今週の一枚（2021/07/09）　

　皆さん、こんにちは。RBです。私のほうで担当させていただく『Opus XIV ～クリスタルの深淵～』の「今週の一枚」、 2回めとなります！

　今週私が選定したものは、浅見瑠比さんが手掛けたアートを備え、もちろんフルアートカードとしても展開される、『FFTCG』の中でも個人的に一番のお気に入りのビジュアルを使用したカードです。そのうえ、私好みの多属性の組み合わせである「風属性＆水属性」の初のレジェンドカードとなります。それでは、【14-125L】ヴァンを見ていきましょう！

　美しいと思いませんか？ フルアートのプレミアムカードを直接目にするのが待ち遠しいです！
【14-125L】ヴァンは、6CP の多属性（風属性/水属性）フォワードであり、パワー8000、【ジョブ(空賊)】です。そして、【カテゴリ(DFF・XII)】は2つに属します。

【14-125L】ヴァンには空賊テーマにとても寄り添った2つのオートアビリティが備わっています。1つめは「ヴァンがフィールドに出たとき、コスト2以下の【ジョブ(空賊)】1枚をサーチし、フィールドに出してもよい。その後、あなたのコントロールするすべてのバックアップをアクティブにする。」であり、2つめは「あなたのコントロールする【ジョブ(空賊)】1体が対戦相手の召喚獣やアビリティによって選ばれるたび、バックアップを最大2体まで選ぶ。それらをアクティブにする。」となっています。

　まずは、1つめのアビリティと相性のよいオプションをいくつか見てみましょう。フォワードやバックアップの制限はないため、ゲーム序盤で【14-125L】ヴァンから始めるのは決して悪いプレイではなく、それによって【10-118R】トマジ、あるいはいずれかのフランのバックアップ、【9-055C】フランか【2-068R】フランをサーチすることができます。もちろん【10-060L】フランは、もっとも力強い2CPの空賊フォワードの1つであるため、フランをバックアップで運用したくないと考えるかもしれませんが、それ以外にも【10-048R】カイツや【10-059R】フィロ、【10-109C】エルザなど十分なオプションがあります。

　1つめのオートアビリティですべてのバックアップをアクティブにする、または2つめのオートアビリティでバックアップを2体アクティブにする【14-125L】ヴァンは、ゲームのいかなる場面でも強力なオプションとなり、これだけで「風水」デッキが気に入るプレイにのっとっています。バックアップのラインをフルに整えるのが早ければ早いほど、【14-125L】ヴァンの登場により多くのCPを生み出すことができます。余剰CPを使用できるカードが常にあるとは限らないため、バックアップをアクティブ状態にできることを最大限活用するためには【12-048R】チョコラッテや【9-054C】パンネロといったアクションアビリティを持つバックアップを使用するようにしましょう。

　最後に念頭に置いておきたいキャラクターは【13-048H】バルフレアになります。【14-125L】ヴァンと【13-048H】バルフレアをともに使用することで、フィールドを空賊で埋めた状態を保つことができます。さらに【13-048H】バルフレアはアクティブ状態の【ジョブ(空賊)】を使用して、【ジョブ(空賊)】のフォワードのパワーを+2000し、ヘイストを与えることもできます。【14-125L】ヴァンと【ジョブ(空賊)】のバックアップを組み合わせることで、あなたの【ジョブ(空賊)】1体が対戦相手の召喚獣やアビリティによって選ばれるたびに、アクティブ状態にしたバックアップで【13-048H】バルフレアのアビリティを使ってフォワードのパワーを増加させ、理論的にはダメージを与える召喚獣やアビリティに対する生存率を多少高めることができます。