第268回:Card of the Week 今週の一枚(2021/02/26)
今日は初めて『Opus XIII ~クリスタルの輝き~』からカードを紹介できて、とてもうれしいです。 今回は、新たなセットの中で私が一番好きなアートワークである『ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス』からの「クンシラ」を見てみましょう。
【13-114H】クンシラ
【13-114H】クンシラは2CPの風と雷の多属性フォワードで、ジョブは戦士、【カテゴリ(FFBE)】、そしてパワー9000のヘイスト持ちです。カードには「あなたがバックアップを4体以上コントロールしている場合、クンシラのパワーは-3000される。」と書かれています。
さらに、スペシャルアビリティとして『風雷の魔剣舞』があり、「クンシラをアクティブにする。ターン終了時まで対戦相手のコントロールするすべてのフォワードのパワーを-4000し、クンシラは先制攻撃と「クンシラは追加で1回アタックできる。」を得る。」と書かれています。
言うまでもなく、このカードはパワー9000でヘイストを持ち、さらにわずか2CPであることから、風と雷の攻撃的なデッキへの素晴らしい新戦力になると思います。唯一の難点は、もしあなたが4~5体のバックアップを並べていた場合にはパワーが6000に下がることですが、もし攻撃的な戦いを進めているのであれば、どちらにせよ4体以上も展開していないことと思います。
相性のいいカード
能力的に必要以上のバックアップをそろえたくはありませんが、このカードは多属性なので、手札をコストで失うことなく2CPを用意するには風のバックアップ1体と雷のバックアップ1体が必要になります。そのことから考えるに、CPを支払うことなく【13-114H】クンシラをフィールドに出してくれる多くのカードは非常にありがたい存在です。【13-115L】ゴルベーザは言わずもがなですが、【1-048C】導師を使えばブレイクゾーンからフィールドに出すことができて2ターン目の理想的な展開になるでしょうし、序盤でなくても一度対処されたクンシラをブレイクゾーンから取り戻すことができるでしょう。
【11-086L】アラネアと【11-098C】パックは3点以上のダメージ受けていれば同じことができます。【11-090L】クジャのようにあなた自身にダメージを与えるカードと一緒に使用するのもいいでしょう。
風と雷以外にも目を向けると、氷属性の【2-035H】シェルクを使えばクンシラを手札から出しつつ相手に手札を1枚捨てさせることができます! もちろんヘイストですぐアタックすることもできます。素晴らしいですね! それ以外にも【7-002R】アイギス、または【3-020H】フェニックスなども考えられますが、現時点では、【2-035H】シェルクが一番気に入っています。
また、クンシラのジョブは戦士なので【6-077R】ヒュー=ユルグでサーチすることができ、【6-001C】ウォードと協力することでパワー11000の強力なフォワードにすることもできます。『Opus XIII ~クリスタルの輝き~』にはいくつもの【カテゴリ(FFBE)】のカードが入っていますので、もっと多くの方法で楽しんでもらえると思います。😉
スペシャルアビリティ
最後にスペシャルアビリティを説明します。『風雷の魔剣舞』は追加でアタックできるだけではなく、パワーの低いフォワードを打ち倒すことも可能です。相手のコントロールするすべてのフォワードのパワーを4000減らすことができるのでそれだけでも強力ですし、もともと風属性はすべてのフォワードにダメージを与えることができるので、シナジーの面でもとても効果的です。クンシラによって対戦相手のフォワードをきれいに消し去ってしまったり、『風雷の魔剣舞』を【11-138S】セフィロスと合わせることですべてをダルにすることまでできるのです。
個人的には『Opus XIII』には素晴らしい風と雷のカードが入っていると思いますので、カードに関してもっと情報が出そろったら、私の最初のデッキに関するアイデアを紹介したいと思います。 本日紹介したカードをどう思われますか? どのようなデッキを作り、何を試してみたいですか?
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次回は、景山さんが新しいレジェンドを紹介してくれます。もしあなたが鋭い目をお持ちであれば、今回の記事に隠されたヒントにすでに気づいているかもしれません。
お楽しみに!
Tim