裁定の修正のお知らせ(2020/12/01付)
いつも『FFTCG』を遊んでいただきありがとうございます。今回、遅延型のオートアビリティの裁定に関してこれまでFAQや公式で回答してきた内容を修正する必要があるため、お知らせいたします。
【11-140S】カダージュ、【12-029L】皇帝などのカードはアビリティが発動したときではなく、後で何かを行なう効果を生み出すアビリティ、いわゆる遅延型のオートアビリティを持っています。
【11-140S】カダージュなら「あなたのターン終了時、カダージュをゲームから除外してもよい。そうした場合、対戦相手のターン終了時、カダージュをフィールドに出す。」という遅延型のオートアビリティを生み出すオートアビリティを持っています。この場合、「対戦相手のターン終了時、カダージュをフィールドに出す。」という部分がそれにあたります。
今までこういったアビリティは、「カダージュが除外されている限り対戦相手のターン終了時に常に発動する」と回答していました。例えばあなたのフィールドにほかのカダージュがいた場合、(ルールによって)このアビリティでフィールドに戻ることができません。しかし、対戦相手のターン終了時に毎回発動するので、あなたのフィールドからカダージュがいなくなれば戻ることができる、といったような内容です。
しかしながら、これらの回答はルールとして間違っておりました。遅延型のオートアビリティは、条件を満たした最初の1度しか発動しません。つまり、発動した際に何らかの要因で【11-140S】カダージュがフィールドに戻れなかったなら、その後このアビリティは発動せず、カダージュがフィールドに戻ってくることはありません。これはすべての遅延型オートアビリティに当てはまります。遅延型のオートアビリティは1度しか発動せず、その後で再度発動する条件を満たしても何も起こりません。
この裁定の修正は12月1日のトーナメントより適用されます。このたびはご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
FFTCGプロデューサー 景山太郎