第227回:プロデューサー・インタビュー Vol.2
※この記事は北米ファンフェアで行われる予定だった『FF-TCG』プロデューサー景山太郎へのインタビューを文章にしたものを翻訳した記事になります。
みなさん、こんにちは!『FF-TCG』プロデューサー景山太郎さんを迎えたQ&Aブログ第2弾をお届けします。このシリーズでは、コミュニティーのみなさんが『FAN FAIR 2020』で景山さんに聞きたかった質問の中から、毎週特定のテーマを掲げてそれに沿った質問を選ばせていただきます。今週は、『FF-TCG』の「今後の計画」についてプレイヤーが気になる点をピックアップしてみました!
コンビネーションカード
RB:『FAN FAIR 2019』にてコンビネーションカードを復活させることに興味があるというお話しがありましたが、他属性のカードが出ると分かった今、コンビネーションカードもまだ検討されているのかお聞かせてください。
景山:他属性のカードとコンビネーションカードは似ているようで実際は違うのでマルチエレメントが出たからそれらのカードが出る、とは言えません。可能性はありますがひょっとしたらその可能性は前より低くなっているかもしれません。あまり要素を増やすと複雑になってしまうので慎重にいくつもりです。
RB:昨年はチャプターシリーズに登場した、かなり強烈なアビリティについてお話しいただきましたが、チャプターシリーズの極めてクレイジーなカードを復活させることができるとしたら、どのカードを選択しますか?その理由も併せてお聞かせください。
景山:正直に言えば環境を壊してしまったような強すぎたカードのことは忘れたいのですが、何か1つ選ぶとしたらモグル・モグXII世でしょうか。モーグリ達が大暴れした時期がありました。1ターンめにこのカードを出すとアビリティで合計7コスト分のモーグリを出すことができるのでバックアップの2コストのモーグリ3枚と1コストのモーグリ1枚を出して1ターン目にバックアップ4枚、パワー10000のフォワード1枚ということもできました。
RB:「EX バースト」、「ノクティス」、もしくは 「ダメージ」のキーワードを含むもの以外でダメージゾーンを参照するカードメカニックは今後でてきますか?
景山:それら以外でさらにダメージゾーンを参照するカードはなかなか増えないと思います。EXバーストと「Damage」に関してはさまざなバリエーションが出てくるとは思いますが。
RB:セットの制作作業はどのくらい前から取り掛かっているのでしょうか?現在はどのセットを制作中ですか?
景山:リストは大体1年前、開発のβ版が終了するのが8か月前、完成するのが半年前、くらいです。今は『Opus14』ですね。
RB:プレイヤーから今後登場するかどうか知りたいキャラクターとして、次のようにかなり具体的な名前が挙がっていますが、いかがでしょうか?:アストス、マトーヤ、新しい『FINAL FANTASY TACTICS』風ゲームに登場するキャラクター、『FINAL FANTASY』以外のスクウェア・エニックス作品のキャラクターなど。
景山:基本的に『ファイナルファンタジー』と名乗っているものはすべて入れようと思っています。新しい『FFT』、おそらく『FFBE 幻影戦争』のことだと思いますがこれらもプランには入っています。ただ、非常に申し訳ないのですが『FF』以外のゲームはあまり期待しないほうがいいです。
RB:現在の世界環境を考慮すると、この質問に対して断定的なことをこの場で言うのは難しいということは理解していますが、各国の選手権や世界選手権以外にコミュニティーのために競技性のある大規模なイベントを構築する予定はありますか?世界選手権は良い目標にはなりますが、大半の人には手が届かない大会でもあります。
景山:予選がない、誰でも参加できるフルオープンのトーナメントを開けたらおもしろいかな、と思っています。場所や規模などいろいろな障害がありますが、ぜひ挑戦してみたいですね。
RB:景山さん、改めてお時間を割いていただきありがとうございました!みなさんが楽しんで読んでいただけていることを願います。Facebook.com/FinalFantasyTCGにて是非感想をお聞かせください。また、その他質問がありましたら、近々追加の質問を募集する機会を設けるかもしれませんので、上記ページの動向をチェックし続けていただければと思います!それでは、また来週!