第208回:FINAL FANTASY Trading Cardgame『2019 名人戦 北海道予選』トーナメントレポート
12月1日、北海道札幌市の「札幌北口カンファレンスプラザ」にて、『名人戦』北海道予選が開催されました。
日本人同士の決勝戦が実現し、この上ない盛り上がりを見せた『世界選手権 2019』から一週間。海外での日本人の活躍は国内プレイヤーへも大いに刺激となったのか、名人位決定戦への権利を得るため遠方からもプレイヤーが集まり、参加者8名での大会となりました。
デッキの傾向としては、『名人戦関東地区予選』と『世界選手権 2019』の結果を受けて「【10-023H】ウネコントロール」や「火土WOFF」を使用、あるいは意識したデッキ選択をしたプレイヤーが多かったようです。まだ『Opus X』環境もひと月ほどですが、大型大会が早期に開催されたことでメタゲームはある程度固まってきた印象を受けます。
そんな中で見事全勝し、名人位決定戦の権利を獲得したのはたるほさん。デッキの「土単アーデン&プリッシュ」は『Opus IX』環境でも愛用していたとのことで、手になじんだデッキのアドバンテージを活かしての優勝となりました。環境的には【8-068L】アーデンが「火土WOFF」では対処しにくいカードであることも追い風となっており、全勝対決となった最終戦ではKABUKINさんの攻めを見事にシャットアウトしている様子が見られました。
年内の名人戦は残すところ高松・仙台・名古屋の3会場。
日に日に寒さも増してきましたが、各地で皆さまのご来場をお待ちしております。