第200回:Card of the Week 今週の一枚(2019/10/03) 

 みなさん、こんにちは!今週は、わたくしRBより『Opus X:いにしえの戦士たち』のプレビューをお届けします。景山さんから今週はかわいらしくも強力な力を秘めたキャラクターが紹介されるとほのめかされましたが、『WORLD OF FINAL FANTASY』のレェンを描写するのにこれほどぴったりな言葉はありません。二人目の火属性レジェンドをこれだけ早く紹介するとは思わなかったですか? ともあれ、【10-020L】レェンはこちらです!

 レェンは『WORLD OF FINAL FANTASY』に登場するプレイヤーキャラの一人です。彼女と弟のラァンは世界を冒険する中でミラージュを仲間にし、ファイナルファンタジーのさまざまなモンスターとの戦闘時にそれらを指揮するミラージュ使いです。仲間の適切な組み合わせ次第では強力な力を解放することができます。それでは新しいカードの内容を見ていきましょう!

【10-020L】レェン

 【10-020L】レェンは5CPの火属性フォワードでパワー8000を持つ 【カテゴリ (WOFF) 】のカードです。「レェンをフィールドに出すためのコストはあなたのコントロールする 【カテゴリ (WOFF) 】のキャラクター1体につき、1減る。あなたのコントロールするレェン以外の 【カテゴリ (WOFF) 】のフォワードにヘイストを与える。あなたのコントロールする 【カテゴリ (WOFF) 】のフォワード1体がアタックするたび、対戦相手のコントロールするフォワード1体を選ぶ。それに4000ダメージを与える」とあります。

 レェンのプリメロ状態がヒナチョコボとイフリータと一緒に描かれたこの素敵なアートワークは『WORLD OF FINAL FANTASY』のアーティストであり、キャラクターデザイナーの泉沢康久さんが手掛けたものです。『WORLD OF FINAL FANTASY』をはじめ、『FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES』や『FINAL FANTASY IX』などのゲーム作品以外に『FF-TCG』でも【8-071H】アンデッドセレブや【8-053H】シェルロッタなどのカードで彼のアートはすでにおなじみかと思います。『FF-TCG』において個人的にお気に入りのアートを備えたカードを泉沢さんが手掛けていることに加えて、新しいフルアートカードでこれらのアートをより鮮明に披露できたことを心から嬉しく思います。ちなみに……『Opus X』の【10-017R】ラァンは既にご覧になりましたか?

【10-017R】ラァン

 このカードは【10-020L】レェンにまさしくぴったりです。ともに使用することで、彼は2CP、パワー7000のフォワードで、先制攻撃とヘイストを持ち、対戦相手のフォワードを選んで4000ダメージを与えることができるので、特定のフォワードが彼をブロックすることを試みたとしてもパワー12000が必要であることを意味しています!

相性のいいカード

 【7-004C】イフチーは、【10-020L】レェンと【10-017R】ラァンと非常によい組み合わせです。【10-020L】レェンが【7-004C】イフチーにヘイストを与え、パワー8000のフォワードを打ちとれてしまうことを考えるとこの小さなイフリートはかなり恐ろしいものです。【7-004C】イフチーの存在は召喚獣のイフリートも使っていることを意味するので、【9-002H】イフリータを加えることは理に適っています。彼女に対する私の意見は『Opus IX』の『Card of the Week(今週の一枚)』にて確認できますし、個人的にも最近かなり使用していますが、【10-020L】レェンによる4000ダメージの痛手に加えて【9-002H】イフリータの「対戦相手のコントロールするすべてのフォワードに3000ダメージを与える」という組み合わせは彼女を『Opus X』以降もプレイする意欲を高めます。

 『WORLD OF FINAL FANTASY』版のイフリータも描かれている【10-020L】レェンのイラストは、何だか二人の相性がいいことをほのめかしているようですよね! そのほか『WOFF』のテーマに沿ってデッキを組む場合、【4-001H】アウィンも一緒にプレイすることを提案したいです。彼女はより多くの『WOFF』キャラクターをコントロールすることで強さが増すからです。これらの『WOFF』キャラクターが 2CPであり、【10-020L】レェンのコストはコントロールする『WOFF』キャラの枚数に従い減るため、CPをかなり節約できるデッキになると思います。

さらに活用するために

 そのほか、火単を避けて『WOFF』テーマで総力を挙げたい場合、土属性にも【10-020L】レェンにとってよいオプションがいくつか存在します。個人的な意見ではありますが、【1-109R】セラフィは対戦相手の手札にもカードを戻すことになるので、通常であればかなりリスキーなオプションだと思っています。しかし【10-020L】レェンはあなたのコントロールするすべてのフォワードにヘイストを与え、手持ちのフォワードはすべて比較的低コストであることを考えると、【1-109R】セラフィは、それぞれ4000ダメージを内蔵したヘイストを与えられたフォワードを広く展開する手助けになります!【10-020L】レェンは『WOFF』のバックアップでもコストが減るので、【3-089R】名を忘れた少女によって【10-020L】レェンをサーチできると同時に即座にレェンのコストが4CPになるので完璧です。ヘイストを与えられたフォワードと一緒に【1-111C】タマを使用するオプションも個人的には好きです。というのも、手札にカードがある状態で【1-111C】タマをアクティブにしておくことで、追加攻撃の可能性で常に対戦相手を脅かせます。【10-020L】レェンの4000ダメージを与えるオートアビリティを考慮すると、対戦相手に予期せぬ追撃を入れることでゲームセットの後押しになるかもしれません!

 さて、【10-020L】レェンについてどう思われましたか? 『Opus X』で泉沢康久さんのアートがもっと展開されることが楽しみになったでしょうか? Facebook.com/FinalFantasyTCGに是非意見を寄せてください! 来週は、『FF-TCG』デビューを果たすもうひとつのファイナルファンタジーキャラクターを景山さんが紹介します!ふむ、景山さんはプレビューでよくヴィランを選ぶ傾向にありますね……。

それでは次回をお楽しみください!

 ~RB