第194回：Card of the Week　今週の一枚（2019/09/19）　

　皆さん、こんにちは。RBです！『Opus X: Ancient Champions』のプレビューの時期が早くもやってまいりましたので『Card of the Week（今週の1枚）』でご紹介させていただきます！

　今回も景山さんと交互に3枚ずつ新しいカードをお届けします！　早速張り切っていきたいと思いますが、『今週の一枚』の1回目を飾るのは水属性のレジェンドカード【10-120L】フォルカです！

　パラデイアの六盟傑の一人であるフォルカは『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS』に登場するキャラクターで、別名「水華のヴェリアス」としても知られていました。初代の水の巫女としてフォルカは水属性に特化しており、主に回復系のアビリティと攻撃系の技をいくつか使いこなすことができます。フォルカは主要キャラクターであるため、彼女の背景についてここでは多くは語らないつもりです。

　『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS』はiOSとAndroid向けに配信中ですので、是非チェックしてみてください！ さて、カードの内容を見ていきましょう。

　【10-120L】フォルカはコスト3CP、パワー7000のフォワードで、アクションアビリティを3つも持っています！ それぞれのアビリティの発動条件として「水属性の召喚獣を1枚捨てる：」とあります。
　1つめは「このターン、フォルカは対戦相手の召喚獣やアビリティによっては選ばれない」。
　2つめは「フォワード1体とバックアップ1体を選ぶ。それらをアクティブにする」。
　そして3つめは「対戦相手のコントロールするコスト4以下のフォワード1体を選ぶ。それを手札に戻す」です。

　つまり、【10-120L】フォルカは水属性の召喚獣をたくさん消費することで効果を発揮するため、召喚獣の使い道が増えることになります。【10-120L】フォルカがすでにフィールドに出ている場合は、コストを払って召喚獣をフィールドに出すよりも【10-120L】フォルカのアビリティを使うためにカードを消費した方がコストを効率よく使用できる場合もあるということです。それでは彼女と相性のよい召喚獣をいくつか見てみましょう。

　「海を治める神」として知られるリヴァイアサンが水の巫女と相性がよいのは驚きではないでしょう。【10-120L】フォルカがいればたくさんの水属性のカードを使用することになるので、水単のデッキで見かけることが一番多いのではないかと思います。水単向けのカードである【8-130C】リヴァイアサンは「EXバースト」もあるのでデッキに入れておくだけでも価値がありますし、このカードを引いたときに【10-120L】フォルカのアビリティの燃料として使用するか、もしくは通常通り相手の戦力を削るために使用できるので、戦略も広がると思います。なによりあなたがコントロールする水属性のキャラクターが多ければ多いほど効果が高まるので、特に水単デッキにあいます。

　また、【7-125C】リヴァイアサンも相性がよさそうです。【10-120L】フォルカがフィールドに出ている時に【7-125C】リヴァイアサンを通常のように使用することは避けるべきではありますが、「EXバースト」のほうが非常に有効で、相手の戦力を削るだけでなくカードを引くことによって【10-120L】フォルカのアビリティを発動するためのカードを増やす確率を高めます。

　もし、さらに大きなプレイの機会を好むのであれば、【3-135H】シルドラがお薦めです。コストが6CPなので結構な投資ではありますが、【10-120L】フォルカのアビリティのコストとして使うことができるので、リスクは少し軽減するのではないかと思います。フォルカのアビリティを使用しない場合でも、対戦相手のフォワードを2体手札に戻すことができるので形勢を一変させるために非常に役に立つはずです。

　勿論、典型的な水単デッキでの使用に限定される必要はありません。私自身が思いつく限りでは「カモメ団」を含めた【カテゴリ（X）】テーマのデッキに使うのもよいと思います。例えば【6-124L】ユウナは【10-120L】フォルカのアビリティで召喚獣をブレイクゾーンに置くことができるお陰で、自身のアビリティをよりスピーディーに使用することができます。

　また、【6-124L】ユウナはコストを払わずに（同じ「カモメ団」の）リュックやパインを直接フィールドに出すことが出来るため、風属性の比重を高めずに水属性に偏らせても大丈夫です。実は、【10-120L】フォルカとカモメ団の連携性を思いついたのは【7-126C】ワッカのアビリティに考えを巡らせていたときがきっかけでした。というのも、【10-120L】フォルカはバックアップとフォワードを再びアクティブにすることができるからです。【7-126C】ワッカを複数回使用できることはとても便利です。もちろん、【10-120L】フォルカを使って繰り返し使用するメリットのあるバックアップはほかにもあると思いますが。

　もし、実際に「カモメ団」デッキを構築する場合、『Opus X』プレリリースPRカードにもなっている【10-117H】ティーダを入手することが賢明だと思います。【10-117H】ティーダはコスト4CP、パワー8000のフォワードで、アビリティは「あなたのコントロールするティーダ以外の【カテゴリ（X）】のフォワードのパワーを＋1000する。ティーダがフィールドに出たとき、あなたのコントロールするバックアップ1体を手札に戻してもよい。そうしたとき、フォワードを1体選ぶ。それを手札に戻す」とあります。また、スペシャルアビリティ「クイックトリック」は「ティーダをアクティブにする。ターン終了時までティーダのパワーを＋2000する」とあります。フォワードをアクティブにして強化させるというテーマで揃えられそうな気がしてきましたね！

　【10-120L】フォルカが楽しみになってきましたか？ 彼女を使ったほかのデッキのアイディアを思いついたでしょうか。あと……彼女は『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS』のパラデイアの六盟傑の「一人」となると……ほかの六血盟も『FF-TCG』にやってくるのでしょうか？ もしそうであれば、どんな動き方をするカードになるのか気になりますね！

　来週は景山さんのターンとなりますが、『FF-TCG』では意外にも初登場となる、とあるおなじみの悪役キャラをご紹介いただきます！

　それではまた、次回！

　～RB