第193:FINAL FANTASY Trading Cardgame 『MASTERS 2019 浜松』トーナメントレポート

 9月7日、静岡県浜松市の「アクトシティ浜松」にて『MASTERS 2019 浜松』が作品単構築戦フォーマットにて開催されました。21名のプレイヤーが参加し、スイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦で行なわれました。

 使用カテゴリの分布は「零式」が12人と一大勢力を形成し、以下「XIV」3人、「XII」2人、「IV」「VI」「VII」「XIII」が各1人と続きました。『Opus IX』で強化された「零式」が、前週の『MASTERS 広島』よりさらに頭ひとつ抜けた格好となっています。

 決勝トーナメントはその「零式」どうしによる対決という図式となり、決勝戦はenchabiさん対ひれひれ(∵)さんの、勝ったほうが『MASTERS FINAL』への参加権利を獲得する争いとなりました。

 1ゲーム目、後手のひれひれ(∵)さんは【9-060C】レムで【3-153S】エースをサーチ、そこからさらに【9-003L】エース、【3-109C】サイスという動きを見せます。enchabiさんは返しでバックアップを並べつつ、【9-003L】エースのアビリティを受けない【3-064H】トレイで牽制。相手の攻撃を【9-003L】エースのみにとどめたうえ、【3-002R】イフリートのEXバーストで【9-003L】エースをブレイクし大きく優位に立ちます。
 その後はお互いに【3-062C】デュースのSアビリティで【9-003L】エースをブレイクするなど除去と展開の応酬が続きましたが、序盤のバックアップの展開とEXバーストによるアドバンテージ差が響き、最終的にenchabiさんが勝利をつかみました。

 続く2ゲーム目、またも【9-003L】エースをめぐる攻防が繰り広げられますが、展開で上回ったひれひれ(∵)さんが一方的にダメージを積み重ねていきます。しかし、6点目のダメージで【3-061R】ディアボロスのEXバーストが発動。戦況は一気にenchabiさんへと傾きます。
 ここまでで60分近くが経過するほどの熱戦となりましたが、最後まで勢いを手離さなかったenchabiさんがひれひれ(∵)さんに残り1点を許すことなく押しきって勝利しました。

TOP4デッキリスト