第185回:FINAL FANTASY Trading Cardgame 『MASTERS 2019 徳島』トーナメントレポート
8月4日、徳島市の「とくぎんともにプラザ」にて『MASTERS 2019 徳島』が開催されました。西日本では『Opus IX』環境初の大会とあり、関西圏や広島からもプレイヤーが集まり参加者は22名。スイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦の大会となりました。
『Opus IX』環境はまだ始まったばかりではありますが、前週に行われた『MASTERS 横浜』の結果は少なからず影響を与えていたようです。使用デッキの割合では、横浜で優勝したデッキ切れを狙うタイプの「風水デッキアウト」が最も多い(4名)という結果に。ベスト4は風水デッキアウト、風水FFCC、水雷、火風クラスゼロという顔ぶれになりました。
決勝はティケさん(火風クラスゼロ) vs テートクさん(風水FFCC)の対戦に。
火風クラスゼロは『Opus IX』で【9-003L】エースや【9-010R】キングを得たことにより大幅にアップデートされたデッキで、ティケさんの構築では【3-057R】セブンがキーカードとなります。【3-057R】セブンにより相手のブロックを制限したところに【9-010R】キングや【9-014L】ネールを合わせ、アタックを通していくのが基本戦術です。
一方の「風水FFCC」は【7-054L】チェリンカや【7-128H】ユーリィといった【カテゴリ(FFCC)】のキャラクターを軸としており、同じ風水ではありますがデッキアウト型とは異なり7ダメージで勝利するデッキです。【8-060L】フィーナや【7-054L】チェリンカ、【1-198S】ヴァルファーレといった全体ダメージが豊富に採用されており、フォワードのサイズが小さいデッキには非常に有利です。
勝敗の行方は3本目にまでもつれ込み、目論見通りに軽快にダメージを与えていったティケさんがまずは優位をとります。しかし粘るテートクさんを追い詰めるべく、【9-014L】ネールのアビリティでバックアップを消費したことで徐々に息切れになっていき「あと1点」が遠い展開に。リソースが切れかけたところで満を持して登場したテートクさんの【7-128H】ユーリィが場を完全にコントロールし、テートクさんの勝利となりました。
テートクさんは冬の「名人戦」地区予選でも【7-054L】チェリンカを軸としたデッキで優勝を果たしております。使い慣れたお気に入りのカード、手になじんだデッキで戦うことの強みを見せつけた上での勝利となりました。
来週の『MASTERS』は1週お休みをいただき、次なる国内イベントは8月17日~18日の『CRYSTAL CUP ICE 福岡』(18日は『MASTERS 福岡』を併催)。11月の世界選手権へとつながる大会に、どうぞご注目ください。
TOP4デッキリスト
■1位:テートク デッキ名:暁光の歌、月光の調
フォワード 25
バックアップ 16
■2位:ティケ デッキ名:BTT48
フォワード 28
バックアップ 16
■ベスト4:オカダ デッキ名:ラムザ Ver 7ぐらい
フォワード 31
- 3 【6-126R】レイラ/Leila
- 3 【4-133C】バイキング/Viking
- 2 【5-135L】ポロム/Porom
- 2 【9-117C】モグ [VI]/Mog (VI)
- 2 【5-126L】暗闇の雲/Cloud of Darkness
- 2 【8-101H】ディアナ/Diana
- 2 【8-091H】アルバ/Alba
- 1 【7-085C】赤魔道士/Red Mage
- 3 【5-099H】イルーア/Illua
- 2 【1-211S】リグディ/Rygdea
- 2 【2-097H】アルシド/Al-Cid
- 2 【5-118L】ラムザ/Ramza
- 2 【9-094L】フースーヤ/Fusoya
- 3 【8-134L】レイン/Rain