第168回:FINAL FANTASY Trading Cardgame 『Crystal Cup Earth さいたま』トーナメントレポート
5月25・26日に埼玉県の「TKPガーデンシティPREMIUM大宮」にて『Crystal Cup Earth さいたま』が開催されました。今年の日本代表を決める初の大会ということで、世界的にも注目度の高い大会となっていたのではないでしょうか。
参加者は関東を中心に全国から58名の方が集まり、初日に構築戦スイスドロー6回戦、二日目にドラフトラウンド3回戦+上位8名による決勝トーナメント3回戦という戦いが繰り広げられました。
上位に残るためには構築戦とリミテッド戦双方の実力が求められるということで、参加者の方々同士でどんな練習をしたかなどの情報交換なども行われていました。
2日間のトーナメントを勝ち抜き、決勝に駒を進めたのは昨年度日本代表を経験し現在開催中の『MASTERS』でも優勝しているハリガイさんと、『名人戦関東地区』を始めとして優勝された実績を幾度も持つプチデビ・カードマンさん。
ハリガイさんは愛用している「水単フースーヤ」デッキ、プチデビ・カードマンさんは独自のチューンを施した「水氷アグリアス」デッキという対戦になり、お互いのデッキのキーカードがいかに速くフィールドに出るかが勝負の分かれ目となりそうです。
一本目は先攻のハリガイさんが【4-138R】メルウィブから【6-126R】レイラと【4-133C】バイキングを揃え、つづく2ターン目に【2-146H】フースーヤを展開する立ち上がりに。
プチデビ・カードマンさんも【6-123L】ミンウや【8-136L】常闇のヴェリアスで対抗するものの、【2-146H】フースーヤと軽量フォワードの攻勢が止められず、ハリガイさんが一本目を押し切ります。
二本目はプチデビ・カードマンさんの先攻で【1-048C】導師からスタートし、フォワードを一気に展開するための力を溜める初動となります。
返すハリガイさんは【5-132R】バデロンから【6-126R】レイラと【4-133C】バイキングを1ターン目に揃えることに成功します。プチデビ・カードマンさんが【1-048C】導師を起動して【6-123L】ミンウと【6-041L】リノアをフィールドに出し、【8-033C】シヴァを獲得しつつ攻めの態勢を整え、【6-040H】ラグナから【1-042R】スコールに繋げる展開としますが、【2-146H】フースーヤと【5-126L】暗闇の雲で盤面の主導権を握ったハリガイさんが2本目も勝利し、見事今年最初の日本代表の座を獲得しました。
世界選手権への代表を決める『Crystal Cup』はオープン制のトーナメントとなっており、当日デッキをお持ちであればご参加可能です。
次回日本で開催される『Crystal Cup Ice』は8月17・18日の福岡となっております。
その他詳細な開催概要はぜひこちらをご覧ください。
また、世界選手権への切符を賭けた日本選手権の予選である『MASTERS 2019』も全国各地で開催中です。こちらもぜひご参加ください。
続く日本代表の座を手に入れる方への注目も高まる『Crystal Cup』も残すは2回。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
TOP8デッキリスト
■1位:ハリガイ デッキ名:水単
フォワード 21
バックアップ 17
■2位:プチデビ・カードマン デッキ名:水氷
フォワード 22
バックアップ 13
■ベスト4:しど デッキ名:光の戦士
フォワード 34
- 3 【5-146H】ウォル/Wol
- 2 【5-024H】ルーネス/Luneth
- 2 【7-002R】アイギス/Aigis
- 2 【7-012H】ソール/Sol
- 3 【7-131S】ウォーリアオブライト/Warrior of Light
- 1 【5-060C】チョコボ/Chocobo
- 1 【5-050H】アデル/Adelle
- 2 【4-063C】チョコボ/Chocobo
- 2 【5-068L】ヤ・シュトラ/Y’shtola
- 3 【3-049C】イザナ/Izana
- 3 【5-052H】アルクゥ/Arc
- 2 【5-141H】レフィア/Refia
- 2 【7-115R】ダスク/Dusk
- 3 【5-126L】暗闇の雲/Cloud of Darkness
- 3 【8-115L】ジタン/Zidane