第164回:FINAL FANTASY Trading Cardgame 『MASTERS 2019 名古屋』トーナメントレポート

 4月29日、名古屋の「IMYホール」にて『MASTERS 2019 名古屋』が開催されました。

 『JAPAN CUP』の3日目と同会場にて併催という、初めての形式で開催された『MASTERS』。そのため『JAPAN CUP』の決勝トーナメントに残った上位12名は参加できませんでしたが、『JAPAN CUP』1日目から継続して参加したプレイヤーも多く、参加者は69名を数えました。スイスドロー7回戦+上位8名による決勝トーナメントで大会は行われました。

 『JAPAN CUP』で使用したデッキの一方をそのまま持ち込んだプレイヤーも多く、デッキ分布の一番人気は引き続き「土風」。しかしながらベスト8に残ったのは1名で、決勝トーナメントは氷属性や水属性の活躍が目立つ結果となりました。

 そんな中で決勝戦にコマを進めたのは、【8-026L】ガーランド [IX]などの新カードを採用した「氷単」のわたぼうぉさんと、自身の代名詞ともいえる「水単フースーヤ」のハリガイさん。「水単フースーヤ」は『Opus VIII』での変化がほとんどないデッキでしたが、長年使い込んできたがゆえの的確なプレイングでしっかりと脅威を捌いていき、見事ハリガイさんが優勝となりました。

 ほぼ同タイミングで行われた『JAPAN CUP』の決勝は、ハリガイさんと同じく昨年の日本代表の一人であったダンカン(閣下)さんが優勝。平成のFF-TCGを牽引してきた二人が、平成最後のトーナメントを制するという結果になりました。

 令和の『MASTERS』は5月11日の佐賀から始動し、翌12日には諏訪と続きます。新時代のスタープレイヤーが今後登場していくのか、ぜひご注目ください。

TOP8デッキリスト