第153回:Card of the Week 今週の一枚(2019/02/07) 

 皆さん、こんにちは! RBです! 先週、景山Pの方から次に紹介するカードはファイナルファンタジーの主役というヒントが出ましたが、誰だと思いましたか? あのSeeD候補生、スコール・レオンハートと言い当てた人は正解です!

 『Opus VIII』のプレビュー3週目となる今回の『Card of the Week(今日の一枚)』は 【8-035H】スコール/Squallです!

 ここで見るデザインは別世界のスコールであるため少々異なりますが、他のバージョンから期待できるすべてのアビリティ(と属性)を持ち越しています。対戦相手をダルにしたり、手札を捨てさせるような策を持つスコールは見てきましたが、今回は二刀流です。詳細を見ていきましょう!

【8-035H】スコール/Squall

 【8-035H】スコールは4CPで8000パワーを持つ氷属性のフォワードであり、【カテゴリ(VIII)】の【ジョブ(SeeD候補生)】です。4CPのフォワードとしては一般的なパワー分布に位置するカードと言えますね。彼はオートアビリティとアクションアビリティの両方を備えています。オートアビリティは 「スコールがフィールドに出たとき、対戦相手がダル状態のフォワードをコントロールしている場合、対戦相手は手札を1枚捨てる」とあります。フォワードを使って攻撃を仕掛けてきた対戦相手を罰するために活用するだけではなく、対戦相手のフォワードをダルにできる効果が氷属性には多く備わっているので、【8-035H】スコールがダメージを与える機会を作ることはそう難しくないでしょう。

 アクションアビリティには氷2CPと属性問わず1CPが必要になりますが、「フォワード1体を選ぶ。それをダルにする。このアビリティはあなたの手札が0枚の場合にしか使えない」とあります。3CPさえ用意すればフォワードをいつでもダルにできるアビリティが役に立つのは間違いないです。攻撃を仕掛けているときに限らず、特に対戦相手のターン時の守備的な手段として……使用するためには手札がゼロでなければいけなく、3CPの支出も必要であるため、策略を少し練らないと1ターンで1回以上発動する見込みはありませんが、スコールがフィールドで活躍している最中は好きな回数だけ使用できるというだけでもかなり大きいと言えるのではないでしょうか。

相性の良い組合せ

 とは言え、少しトリックを使って複数フォワードを1ターンにダルにすることは可能です。(CPの価値を最大化するために)アクティブにするアビリティを持ったカード、例えば【7-053C】ズーや【4-066R】ノノなどのカードを使用すれば、手札にカードが無くてもバックアップをアクティブにすることができます。

 もしくは、モーグリをテーマにしたデッキに【8-035H】スコールを組み込みたい場合、【5-152S】セラで攻撃すると【ジョブ(モーグリ)】をすべてアクティブにでき、【8-035H】スコールのアビリティを使用するためのCPをさらに稼げます。それだけではなく【5-152S】セラは手札から【ジョブ(モーグリ)】を1枚捨てることでフォワードを1体選んでダルにできるので、手札からカードを捨てるのもわりと簡単になります。基盤作りに労力がいりますが、【5-152S】セラ、【8-035H】スコール、そしてモーグリの大軍で相手のフォワードは終始ダル状態です!


さらに活用するために

 しかし、【8-035H】スコールのアビリティはそれにとどまりません。【5-032H】グラシャラボラスや【3-033L】ジェネシスなどのダルや凍結効果は 【8-035H】スコールをプレイしてオートアビリティを発動させる前準備になります。それだけのCPを連続的に使用するのはかなりコスト負担が大きいので、【8-035H】スコールをプレイするだけの余裕ができるまで相手のフィールドをダル状態に保つには凍結効果は役立ちます。

 また、【8-035H】スコールを実際にプレイできる状況は作りたいので、【6-040H】ラグナでサーチできるようにしておきましょう。【6-040H】ラグナはフォワードとしてパワーが低いものの、【8-035H】スコールがダル・アビリティで道を切り開いてくれるのでパワーはそこまで気にするポイントにはなりません。パワーを問わず、攻撃が通れば1ダメージになります!

 もちろん、氷属性カードに期待するポイントはすべて網羅されているので、このバージョンのスコールを使用する方法は無数存在します! どう思われますか? 是非アイディアを共有してください!

 来週は、『Opus VIII』で新しく登場する、とある「闇の戦士」のカードを景山Pにご紹介頂きます!

 それでは、また!

 ~RB