第138回:FINAL FANTASY Trading Cardgame 『MASTERS 2018 THE AFTER』トーナメントレポート

 10月7日(日)、東京の「スクウェア・エニックス本社ビル」にて『MASTERS 2018 THE AFTER』が行なわれました。

 前日に開催された『MASTERS FINAL』と同様に、全国各地で開催された『MASTERS』の上位入賞者のみが参加できるトーナメントです。そしてこの大会の優勝者が、世界選手権に日本代表として出場できる最後の1名となります。
 参加者は昨年の85名を上回る93名。スイスドロー7回戦+シングルエリミネーション3回戦による対戦が行われました。

 フォーマットは前週に行われた『Asia Grand Championships 横浜』とまったく同じ環境のリミテッド戦。予選ラウンドが『OpusV』+『OpusVI』のシールド、そして決勝ラウンドが『OpusVI』のブースタードラフトです。

 予選ラウンドのシールドでは、【6-017C】バハムートや【6-029C】グラシャラボラス【6-074C】サボテンダーなどの除去をコモンで揃えやすく、パワーに優れたフォワードも豊富な火・氷・土の三属性が人気を集めていました。

 全7回戦のシールド戦を終え、決勝トーナメントに駒を進めたのはこちらの8名です。

 ※順位はスイスドロー7回戦終了時のもの
 1位:enchabi
 2位:しど
 3位:かっか
 4位:麦千代子
 5位:aaaa
 6位:Kurosawa
 7位:hikonyan
 8位:たてわき

 決勝戦まで勝ち上がったのは、しどさんとかっかさん。かっかさんは既に『Asia Grand Championships 大阪』で世界選手権の権利を獲得しており、勝敗に関係なく権利はしどさんに与えられることになりました。

 かっかさんが火風土のデッキをドラフトしたのに対し、しどさんは氷水をドラフト。ドラフトのデッキは3属性(2属性+タッチ1属性)になることが多いのですが、しどさんは氷水のみでまとめており安定性の高い構築に成功しています。

 3枚採用されている【6-036C】セリスを1ターン目に出して常に対戦相手にプレッシャー与えつつ、ダメージレースになっても【6-025R】カヅサや【6-125R】リヴァイアサンでテンポを取り返せるという非常に強力なデッキ構成になっており、見事かっかさんを下し優勝を勝ち取りました。

 大会の様子は予選ラウンドから生配信され、日本のみならず海外のプレイヤーからも注目を集めていました。
 現在はアーカイブとして視聴できますので、ぜひご覧ください。
 配信URLはこちら

 これをもって、11月24日・25日にロンドンで開催される世界選手権に日本から出場するメンバーが出そろいました。
 世界から集まった33名による熱い戦いに、どうぞご期待ください!