第136回:Card of the Week 今週の一枚(2018/10/04) 

 みなさん、こんにちは! 『Opus VII』の「Card of the Week(今週の一枚)」をお届けするために改めてやって参りました、RBです。今週のカードは個人的に「渋い男性」キャラの中でもお気に入りのキャラクター……そう、ほかならぬ 【7-001H】 アーロン です!

 アーロンといえば 『FINAL FANTASY X』でユウナのガードの一人として登場しましたが、それ以前はユウナの父親であるブラスカのガードという役割を担い、スピラを守るべくシンを阻止するための旅をともにしていました。ジェクトとブラスカの子供を守ると二人に約束したこともあり、ティーダとユウナの父親的存在として振る舞う一面も見られます。ゲームにおける彼のアビリティの大半は侍の「武士道」、そして防御力を向上するものにまつわることが多く、新しく登場するカードもその二つの要素を踏襲しています。

 それでは見ていきましょう!

【7-001H】アーロン

 【7-001H】アーロンは4CPでパワー8000の火属性フォワードであり、【カテゴリ(X)】の【ジョブ(ガード)】です。彼には「あなたのコントロールする【カテゴリ(X)】のフォワードにブレイブを与える」という内容のフィールドアビリティが備わっています。これまで『FF-TCG』に登場してきた侍キャラの多くが「ブレイブ」というキーワードに紐づいていたように、【7-001H】アーロンもその様なアビリティを持ち、彼が預かっているそのほかのパーティーキャラにそのアビリティを“教える”ことができるのです。理に適っていますね。また、【7-001H】アーロンをダルにすることで「ブロック中のフォワード1体を選ぶ。ターン終了時までそれのパワーを+1000する」ことができます。自分自身にアビリティを使用することで【7-001H】アーロンの防御が若干強化されるだけではなく、ブロック中の他のフォワードを若干強化させることも可能になるのです。

 【7-001H】アーロンは明確にほかの【カテゴリ(X)】フォワードと一緒に使用するものとなっておりますが、どの辺りがベストな組み合わせなのでしょうか?

相性の良い【カテゴリ(X)】フォワード

 最近公開された【7-108H】キマリはアーロンとの相性が抜群です。【7-108H】キマリはパワー9000を持つ6CPの水属性フォワードで、同じく【カテゴリ(X)】の【ジョブ(ガード)】です。彼を使用するために支払うコストは自分がコントロールする【ジョブ(カード)】のキャラクターにつき1CP減少します。また、自分がコントロールするキマリ以外の【ジョブ(ガード)】は対戦相手のアビリティによっては選ばれることはなく、そして自分がコントロールするキマリ以外の【カテゴリ(X)】のキャラクターは対戦相手の召喚獣によっては選ばれません。【7-108H】キマリは【7-001H】アーロンを召喚獣やアビリティから守るだけではなく、【7-001H】アーロンは【7-108H】キマリにブレイブを与え、なおかつコストを減らしてくれるのです。この二人と併せて使用できる【カテゴリ(X)】で【ジョブ(ガード)】のカードが欲しいところではないでしょうか。

 【1-163L】ティーダと【1-015L】ジェクトは二人とも【ジョブ(ガード)】のフォワードです。【1-163L】ティーダはすでに自前のスペシャルアビリティによって自分にブレイブを与えることができますが、これまではブレイブを手に入れるために攻撃を仕掛ける前にスペシャルアビリティを使用しなければいけない状況でした。しかし、【7-001H】アーロンがフィールドにいることで、ティーダは一度攻撃し、より好機な直面に向けて「エース・オブ・ザ・ブリッツ」を取っておくことができるようになるのです。似たように、【1-015L】 ジェクトもブレイブを得るので、一度攻撃した後に、相手にブロックする機会を与えないうちに「真・ジェクトシュート」を発動させてフォワード1体をブレイクすることができます。


そのほかに相性の良い【カテゴリ(X)】フォワード

 しかし、「ガード」は【7-001H】アーロンを活用するにあたっての一つの方法でしかありません。彼はすべての【カテゴリ (X)】フォワードにブレイブを与えるため、彼を活用するにあたって考えられるテーマはほかにも十分存在ます。【1-201S】リュックと【1-216S】ワッカは『FINAL FANTASY X』のスターターセットのメンバーの中では攻撃するにあたって比較的強力な選択肢となりますが、さらにブロックできる対象となります。スターターセットの【1-214S】ユウナは攻撃し、召喚獣を召喚した上でアビリティを使用してカードを1枚引くことができます。もちろん、『Opus VII』にはほかの【カテゴリ(X)】カードが含まれているかもしれませんが、それに関して憶測を深める前に辛抱強く待ってみましょう。

 【ジョブ(ガード)】及び【カテゴリ(X)】を対象にした新たなサポートは楽しみですか? 【7-001H】アーロンを自身のデッキの中でどの様に活用されると思われますか? facebook.com/FinalFantasyTCGのコメント欄にて教えて下さい!

 来週はまた、景山さんが戻ってきますのでお楽しみに! それでは次回までさようなら!

 ~RB