第135回:FINAL FANTASY Trading Cardgame 『Asia Grand Championships 横浜』トーナメントレポート
9月29日、『AP横浜駅西口』にて『Asia Grand Championships 横浜』が開催されました。
この大会は11月にロンドンで行われる世界選手権の参加権が与えられるアジア圏のオープントーナメントで、今シーズン全5回の最後を飾る大会となります。フォーマットは唯一となるリミテッド戦。参加者は83名を数え、まずはスイスドロー7回戦のシールド戦で上位8名を決定します。
シールドで使用されるパックは『Opus V』4パック、『Opus VI』5パックの計9パック。108枚のカードから40枚以上のデッキを構築します。
フォワードを除去する手段が乏しいシールド戦では、フォワード同士の戦闘でいかに優位を築けるかが重要になります。そのため、コモン~レアで高パワーのフォワードを揃えやすい火属性や土属性の人気が高く、これに出たカードに応じてもう一属性をプラスする、といった構築が多く見受けられました。
全7回戦のシールド戦を終え、決勝トーナメントに駒を進めたのはこちらの8名です。
※順位はスイスドロー7回戦終了時のもの
1位:ちょーぎょーじ
2位:ロンドン勢
3位:モーグリ大好き
4位:チョコボックル
5位:hikonyan
6位:中野坂上
7位:ひれひれ(∵)
8位:サワダ
本来であれば、ここで日を改め、翌日にこの8名によるブースタードラフト戦が行われるはずでした。
しかしながら、翌日30日は関東地方に台風が接近しており、交通機関への影響が不安視される状況。運営スタッフが協議した結果、2日目の開催はすべて中止し、この日のうちに決勝トーナメントまで行い優勝者を決定することになりました。また、それに伴い2本先取で行われる予定だった対戦はすべて1本先取に変更されています。
ジャッジの説明ののち、すぐさま『Opus VI』4パックによるドラフトがスタート。
「火雷」をドラフトしたひれひれ(∵)さんと「氷土水」をドラフトしたhikonyanさんによる決勝戦となり、見事hikonyanさんが勝利。日本人としては『Asia Grand Championships 大阪』で優勝した閣下さんに続き、2人目の世界選手権権利者となりました。
これで『Asia Grand Championships』はすべて終了となり、今シーズンの大型大会は10月6日~7日の『MASTERS FINAL』『MASTERS THE AFTER』を残すのみとなりました。
そしてこの2大会をもって、世界選手権の日本代表がすべて出そろうことになります。残りわずかとなった『Opus VI』環境、ぜひ最後までお楽しみください。