第114回:FINAL FANTASY Trading Cardgame 『MASTERS 2018 広島』トーナメントレポート

 7月22日、「広島グリーンアリーナ」にて『MASTERS 2018 広島』が開催されました。
 10月に迫る『MASTERS FINAL』『MASTERS THE AFTER』への参加権利獲得を目指す後半戦が開幕し、『OPUS Ⅵ』発売後初の公式大会ということもあり全国的にも注目度の高い大会と言えるのではないでしょうか。

 参加者は地元広島の方を中心に24名が集まり、スイスドロー6回戦+シングルエリミネーション2回戦で行われました。

 使用されたデッキは、前環境で強力なデッキタイプであった「土風」や「氷単」をさらに強化したものが人気を集めていましたが、全体的には10種以上のデッキタイプがせめぎ合う結果となりました。

 決勝トーナメントに残ったデッキは「水単」が2名、「土風」が1名、「風雷」が1名という分布になり、決勝戦はクマさん(山口)とさむぞうさん(広島)の「水単」対決となりましたが、互いに「水単」デッキの構築が大きく異なる興味深い試合となりました。

 1本目は中盤にクマさんがモンスターを含めたキャラクターを展開しつつ【3-130R】カイナッツォによってフィールドを制し、勝利。
 2本目はさむぞうさんが序盤から軽快にフォワードを出しつつ【6-130L】ニーズヘッグによって形勢を確固たるものとして取り返し、3本目は互いに「水単」デッキに加えた強力な除去要員である【4-080L】ケフカと【6-130L】ニーズヘッグの応酬のすえ、さむぞうさんが攻め切る形で優勝を決めました。

 今回は、属性が同じでも戦略が異なるデッキが多く、今後の『MASTERS』に現れるデッキも属性だけでは分からない様々なデッキの登場が見込めそうです。

TOP4デッキリスト