第102回:Card of the Week 今週の一枚(2018/05/17)
皆さん、こんにちは! RBです。『今週の一枚』が帰ってきました! 今週からは『Opus VI』で予定されているカードをご紹介していきたいと思います。さて、私は初めてこのカードを見た瞬間、興奮を抑えきれませんでした。私の一番好きなキャラクターの一番好きなバージョン、しかもレアリティがレジェンド!そう、『Opus VI』プレビュー第一弾は水属性のレジェンド、【6-124L】ユウナです!
今回のユウナのイメージは『FINAL FANTASY X-2』でジョブが「ガンナー」のときの彼女です。リュックとパインとともに世界を股にかけるスフィアハンターの集団、カモメ団を結成したころですね。以前、【1-199S】パインの紹介のときに説明しましたが、目的こそバラバラではあるものの、一致団結した時に凄い力を発揮する三人です。この時のユウナは召喚獣を使用できなくなりますが、仲間からの応援を力に変えて乗り切ります。
『FINAL FANTASY X-2』では前に進む重要さを学んだユウナでしたが、『FF-TCG』での新たなカードでもこの要素が取り入れられています。
それでは、見てみましょう!
【6-124L】ユウナ
【6-124L】ユウナは6CPで8000パワーの水属性のフォワードで、カテゴリは『X』でジョブは『カモメ団』。アビリティは「ユウナがフィールドに出たとき、あなたの手札から【ジョブ(カモメ団)】のフォワード1枚をフィールドに出すか、【カード名(ユウナ)】以外の【ジョブ(カモメ団)】のフォワード1枚をサーチし、手札に加える」とあります。さらに、彼女は1CPを支払って使用可能なアクションアビリティを持っており、「ブレイクゾーンにある召喚獣3枚をゲームから除外する:【ジョブ(カモメ団)】のフォワード1体を選ぶ。それをアクティブにする。ターン終了時までそれのパワーを+1000する」とあります。
今回のユウナはチームワークというテーマにそっているので、YRP(ユウナ、リュック、パイン)のチーム編成を整えることが重要になってきます。また、召喚獣よりも友情を信じることの大切さを強調するかのように、彼女のアクションアビリティはカモメ団を強くする代わりに召喚獣の除外を必要とします。
さらに、彼女を使いリュックとパインをサーチ、もしくはどちらかをフィールドに0CPで出せることは、人気の高い風・水属性「ユリパ」デッキにとって非常に役立つカードになるでしょう。では、ユウナと組み合わせたいフォワードを見ていきましょう。
ユウナと組み合わせたいフォワード
カモメ団のフォワードといえば、まず最初に【1-201S】リュックが頭に浮かびますよね。彼女は4CPで6000パワーの風属性のフォワードであり、「あなたが【カード名(ユウナ)】をコントロールしている場合、リュックのパワーは+2000され、リュックは召喚獣によっては選ばれない。あなたが【カード名(パイン)】をコントロールしている場合、リュックのパワーは+2000され、リュックはアビリティによっては選ばれない」というアビリティを持っています。
このカードは、カモメ団のフォワードを0CPで出せるアビリティを持つ【6-124L】ユウナと一緒にプレイするのが効果的でしょう。ユウナがプレイされている場合、【1-201S】リュックはパワーが8000以上になり、召喚獣によって選ばれないフォワードとなります。さらに、パインもプレイされている場合、リュックは10000パワー、しかもアビリティによって選ばれなくなります。パイン無しではユリパが成り立ちませんので、去年の『今週の一枚』でもご紹介した【1-199S】パイン以外の彼女も見ていきましょう。
【2-063R】パインは3CPで3000パワーの風属性のフォワードで、ジョブはやはり『カモメ団』。彼女の「EXバースト」のアビリティは「パインがフィールドに出たとき、【カード名(ユウナ)】か【カード名(リュック)】を1枚サーチし、手札に加えてもよい」とあります。つまり、彼女を使いユウナをサーチし、次にリュックをサーチする事もできますし、あるいは【6-124L】ユウナのアビリティを使ってパインをプレイし、それによってリュックをサーチする事もできます。どちらにせよ、このバージョンのパインは『Opus VI』のユウナと組み合わせるとチームの素早い結集へと導いてくれます。
最後におすすめしたいフォーワードは『カモメ団』のメンバーではありませんが、『FINAL FANTASY X-2』関連ではあるのでぴったりです。【2-142R】レンです。彼女は3CPで7000パワーの水属性のフォワードで、「レンが【カード名(ユウナ)】とパーティーを組んでアタックしたとき、召喚獣1枚をサーチし、コストを支払わず召喚してもよい。召喚しなかった場合、その召喚獣をブレイクゾーンに置く。このアビリティでコスト5以上の召喚獣を召喚した場合、レンをブレイクゾーンに置く」とあります。
レンにユウナとパーティを組ませると、ユウナのアクションアビリティに使える召喚獣をアタックするたびにブレイクゾーンに加えられます。このデッキの場合、召喚獣をたくさんプレイしたいので5CP以上の召喚獣を加えないことをおすすめします。ということで、次は組み合わせのよい低コストの召喚獣を見ていきましょう。
相性が良い召喚獣
以前もお話ししましたが、私の中では【1-198S】ヴァルファーレが『FF-TCG』の召喚獣カードで一番のお気に入りです。よって、多少のひいきがあるかもしれません……でもカモメ団との組み合わせが本当によいのです。【1-198S】ヴァルファーレは「EXバースト」を持つ2CPの風属性の召喚獣で、「対戦相手のコントロールするすべてのフォワードに3000ダメージを与える。あなたが【カード名 (ユウナ)】をコントロールしている場合、あなたのコントロールするすべてのバックアップをアクティブにする」とあります。【2-063R】パインはパワーの低いフォワードですが、【1-198S】ヴァルファーレと組み合わせると、彼女の2倍の力のフォワードをも倒せます。さらに、バックアップをすべてアクティブにする事でピンチを切り抜けられる可能性も生まれますし、【6-124L】ユウナのアクションアビリティを使うために備えることもできます。皆さんのユウナデッキにも加えてみてはいかがでしょうか?
また、2CPで水属性の召喚獣である【5-133H】ビスマルクもこのデッキに適しているでしょう。アビリティはこのように書かれています:「以下の3つから1つを選択する。
・モンスター1体を選ぶ。それを手札に戻す。
・あなたのコントロールするキャラクター1体を選ぶ。それを手札に戻す。
・フォワード1体を選ぶ。ターン終了時までそれのパワーを半分にする(1000未満は切り捨てる)。」
【1-198S】ヴァルファーレと同様、【5-133H】ビスマルクはパワーの低いフォワードにも強敵を倒す力を与えますが、「ユリパ」デッキを構成するにあたって私がこのカードをおすすめしたいポイントはそこだけではありません。今後も『FF-TCG』でのモンスターの存在が大きくなるにつれ、モンスターをフィールドから除去する力がとても便利かつ重要になってきています。さらに、自分のカードを手札に戻すことは、そのカードとそのカードのオートアビリティをもう一度使えるチャンスを意味しています。フォワードに限らず、どのキャラクターでも選べるので、【1-197S】アニキのようにカテゴリ『X』のフォワードをサーチできるバックアップの再利用にも便利です。
最後に、【4-128C】コヨコヨについて一言です。【4-128C】コヨコヨは1CPで「EXバースト」をもつ水属性の召喚獣で、「手札を1枚捨て、その後カードを2枚引く」とあります。この子を使うベストタイミングは手札にこのカード1枚が残っている時です。このタイミングならば何も捨てずに2枚カードを引けるからです。もしくは、すでにブレイクゾーンに召喚獣が1枚ある場合、【4-128C】コヨコヨを使って2枚目の召喚獣を捨て、ユウナのアクションアビリティに備えることもできます。使わずに召喚獣を捨ててしまうのももったいないのですが、ゲーム中に選択肢が増えることは助かりますよね。
いかがでしょうか?『Opus VI』でのユウナへの期待は膨らみましたか? 皆さんの頭の中でも独自のカモメ団デッキを組み初めているのではないでしょうか? また、『Opus VI』で期待している他のキャラクターはいますか? 更なる新情報も近日公開予定です!公式フェイスブックページを通して『Opus VI』で次に誰を見たいか是非教えて下さい!
それではまた次回もお会いしましょう!
~RB