第92回:FINAL FANTASY Trading Cardgame 『MASTERS 2018 千葉』 トーナメントレポート

4月1日、千葉の「千葉市文化センター」にて『MASTERS2018 千葉』が開催されました。10月に開催される『MASTERS FINAL 2018』と『THE AFTER 2018』への参加権利獲得を目指す新シーズンの開幕と、『Opus Ⅴ』発売後初の公式大会ということもあり、参加者の使用デッキの関心は全国的にも相当高いのではないでしょうか。

 参加者は関東だけでなく、海外からポルトガル、アメリカ、ニュージーランドのプレイヤーを迎え65名によるスイスドロー7回戦+シングルエリミネーション3回戦で行われました。

 使用されたデッキも多岐に渡り、大きく分けても20種以上のデッキタイプが見受けられ、様々なマッチアップが各所で繰り広げられていました。なかでもスイスドロー全勝を誇ったハラさんの土単タッチ風デッキは、会場使用者1名ということも含め非常に高い注目を集めていました。

 トップ8も7種類という多様なデッキタイプが勝ち抜く結果となり、新シーズン開幕にふさわしい群雄割拠な環境と言えるでしょう。

 決勝戦はトップ8で唯一2名の使用者がいた「氷単」デッキをプレイする地元・千葉のサノさんと、「風雷」デッキをプレイする東京のaaaaさんの対戦となりました。

 一本目は豊富な除去を駆使し盤面をコントロールした「風雷」のaaaaさんが勝利。しかし続く2本目3本目では「氷単」の強みを活かしたハンデスとダル凍結で序盤から攻勢を仕掛ける戦略でサノさんが2連勝し、見事優勝を果たしました。

 今後の『MASTERS』ではどの様なデッキが台頭してくるのか、会場全体・トップ8ともに最大勢力となった水系のデッキにも注目です。

TOP8デッキリスト