第70回:FINAL FANTASY Trading Cardgame 名人戦 関東予選 トーナメントレポート
12月24日、「AP横浜駅西口」にて『FF-TCG 名人戦 関東予選』が開催されました。
参加者は59名で、スイスドロー6回戦+プレーオフ1回戦の計6回戦で行なわれました。
名人戦予選2週目となったこの大会では、前週の北海道予選でも結果を残していた水系のデッキを選択していたプレイヤーが多く見られました。
しかしながらその中でも細分化が進んでおり、【4-123H】ガウや【4-144H】リルムとモンスターを多めに採用したタイプ、【4-129L】スタイナーや【4-135R】ベアトリクスの「騎士」シナジーを活用したタイプ、【1-107L】シャントットなどの土属性をタッチしたタイプと、多岐にわたっていました。
その水属性の隆盛に待ったをかけたのが、「火氷」や「氷風」、「氷単」などの氷系デッキです。これらのデッキは手札破壊で相手のゲームプランを妨害しつつ、早い段階から脅威となるフォワードを展開することで、水にバックアップを伸ばす時間を与えず短期決戦に持ち込みます。その狙いが功を奏したか、上位には氷系デッキが多く見られる結果となりました。
スイスドローを6勝0敗で終え、見事優勝に輝いたのはちょーぎょーじさん。前日の近畿予選からの連戦とのことで、実戦でプレイングを磨いた上で見事勝利を手にしました。
デッキは『VI』と『VII』のカテゴリシナジーを軸にした「火氷」で、かなり攻撃的な構成です。特徴的なのは3枚採用された【2-005C】賢者。【3-033L】ジェネシスや【4-048L】ロックなどヘイスト付与と相性のよいフォワードが多く、奇襲攻撃が効果的に働く場面が多かったようです。
これをもちまして、2017年の国内トーナメントはすべて終了となります。今年1年、『FF-TCG』をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
年明けは1月13日の九州予選から『名人戦』が再開されます。2018年も、皆様に楽しんでいただけるイベントを開催できるようスタッフ一同一丸となって取り組んでまいりますので、引き続き『FF-TCG』をどうぞよろしくお願いいたします。