第65回:Card of the Week 今週の一枚(2017/12/14)
皆さん、こんにちは!『Opus IV』は楽しんでいただけていますか?
新しいデッキを組み立てる人もいれば、既にお持ちのデッキに新しいカードを投入している人もいるかと思いますが、この新しいシリーズを通していろいろな楽しみが提供されているので、『Opus IV』がリリース後のこの数週間、とても良い時間を過ごせているのではないでしょうか。
さて、私自身も、お馴染みのカードと『Opus IV』で新しく加わったカードをうまくミックスさせる組み合わせを幾つか考えているので、今回はそれをご紹介したいと思います。
【4-094R】マジックポットの回でも言及しましたように、『FINAL FANTASY VI』に可能性を感じました。『Opus IV』ではティナがレジェンド・カードとして再び登場しましたが、彼女の前のバージョンと組み合わせる使い方ができないか、考えを巡らせましたので、今週の一枚として【4-146L】ティナをご紹介したいと思います。
『FINAL FANTAY VI』ゲーム本編のネタバレが少し含まれていますのでご注意ください!
【4-146L】ティナ
『FINAL FANTASY VI』では、父親が「幻獣」と呼ばれる魔法の力を持つ生物であるために、ティナ・ブランフォードは生まれて間もないときに親元から連れ去られました。
ガストラ帝国はそんなティナを生きた魔導兵器である「魔導戦士」として育て上げました。ティナの力を我が物にしたいと思ったケフカ・パラッツォは彼女に「操りの輪」をつけ、自分の目的のために彼女を利用していました。
物語が進行していく中で、ティナは「リターナーズ」という反乱軍に加わることになります。彼らとともにいるあいだにティナはほかの幻獣を見つけ、「魔石」という魔法の力を秘めたクリスタルを通して彼らの力を借りていきます。
魔石は、幻獣が死んだ後に力を形にして残したもので、その魔石を持つ人はその幻獣の魔法を使えるようになったり、幻獣を召喚できるようになるのです!
これでおかりいただけたかと思いますが、ティナは召喚という要素がとても大きく関連しています。そして、『Opus IV』のティナのカードはまさにその部分を象徴しています。
それでは見てみましょう!
【4-146L】ティナは4CPの光属性、パワー7000のフォワードでアビリティは「ティナがフィールドに出たとき、コスト5以下の召喚獣1枚をサーチし、手札に加えてもよい。」とあります。また、彼女には「ライオットソード」というスペシャルアビリティがありますが、発動するにはコストを2使い、ティナをダルにします。そのアビリティの内容は「フォワード1体を選ぶ。それに6000ダメージを与える。その後召喚獣1枚をサーチし、手札に加える」とあります。
今回加わったティナは自分が必要とする召喚獣を自分が必要だと思うときにピンポイントで手にすることができます。特定の召喚獣に頼るようなデッキであれば、ティナはうってつけのカードです。
冒頭でも話しましたが、ティナと【4-094R】マジックポットの両方を同じデッキに入れることに焦点を置きたいので、この2つのカードと相性のよいカードをご紹介したいと思います。
『FINAL FANTASY VI』のキャラクターたち
【1-047R】ティナは【4-146L】ティナとはまったく異なるスキルをもっていますが、対戦相手のダル状態のフォワードをフィールドから排除したい場合に有効です。土属性のつながりで言えば、以前【2-093H】ラウバーンが登場した「今週の一枚」でもご紹介した通り、【2-093H】ラウバーンと組み合わせてティナのスペシャルアビリティである「魔力チャージ」を使い、ダメージ2倍を付与することもできます。そのほかにもスペシャルアビリティを活用できる「ティナ」のカードがありますので、これを繰り出すのはそう難しくないはずです。
【4-036H】セッツアーを使用すれば、あらゆるバージョンのティナはもちろんのこと、文字通り『FINAL FANTASY VI』に登場するいかなるキャラクターをもサーチすることが可能です。
そして【4-036H】セッツアーがフィールドからブレイクゾーンに置かれたとき、対戦相手のコントロールするフォワード1体を選び、ダルにし、凍結させることができます。
【4-094R】マジックポットと【4-036H】セッツアーを組み合わせることによって、対戦相手のフォワードをダル、凍結させ、さらに新たにセッツアーをフィールドに出し、また別の『FINAL FANTASY VI』のキャラをサーチすることができるのです!
たった1つのモンスターでたくさんのことができます!
【4-080L】ケフカも、【4-094R】マジックポットとは中々の相性です。【4-094R】マジックポットを、より低コストのケフカ、例えば2 CPの【3-079H】ケフカに使えば、8CPフォワードである【4-080L】ケフカを無償で呼び出すことができます。
さらに、【4-080L】ケフカがフィールドに出た時に対戦相手のコントロールするフォワードを1体選び、ブレイクすることができます。
【4-080L】ケフカと【4-094R】マジックポットを一緒に使うことで、手に負えなくなってしまった相手のフォワードをを排除することが出来るのです。
仕上げに、2種類の召喚獣とバックアップをご紹介したいと思います。
召喚獣とバックアップ
【4-093R】ヘカトンケイルは2CP 土属性の召喚獣で、その効果は「あなたのコントロールするフォワード1体と対戦相手のコントロールするフォワード1体を選ぶ。それらはお互いのパワーに等しいダメージを与えあう」とあります。
これは、低コストで対戦相手のフォワードを排除するには非常によい召喚獣です。また、あなたのフォワードがダメージを受け、対戦相手がその状況を利用しようとしたときに【4-094R】マジックポットを使えば新規に代わりを探し出すことができます。
【3-037H】死の天使ザルエラも、【4-146L】ティナのお陰でほぼいつでも呼び出すことができます。
もし対戦相手が【3-037H】死の天使ザルエラの効果が有効なフォワードをダルするというミスを犯した場合、【4-146L】ティナをプレイするか、もしくは既にフィールドに出ているいずれかのティナに【4-094R】マジックポットを使用して【4-146L】ティナを呼び出す、またはすでにフィールドに出ている【4-146L】ティナのスペシャルアビリティを使うことで、最終的に【3-037H】死の天使ザルエラをサーチし、敵を一掃することができます。
さらに、【4-146L】ティナのサーチするアビリティの活用方法は他にもあります。
【3-043C】時魔道士は、【4-146L】ティナや【4-036H】セッツアー、そして【4-080L】ケフカなどがフィールドに出たときのアビリティを再び使うことを可能とします。
【3-043C】時魔道士は、このデッキでは召喚獣を探したり『FINAL FANTASY VI』のキャラをサーチしたり、ダル状態のフォワードにダメージを与えたり、フォワードをブレイクしたり、非常に多目的に使用できます!
【3-043C】時魔道士はあなたのフォワードと同様に強くなれますので、彼女と共に使う「フィールドに出たとき」のアビリティの数を是非検討していただければと思います!
もちろん、【4-146L】ティナは光属性のフォワードですので、召喚獣に重きを置いているデッキであれば文字通りどんなタイプのデッキにも組み込むことができます。皆さんは『Opus IV』パックの中で【4-146L】ティナをゲットできましたか? あなたはどのようにしてこのカードを活用しますか?facebook.com/FinalFantasyTCGに是非コメントを寄せて下さい!
それでは、また次回!
―RB