第53回:Card of the Week 今週の一枚(2017/10/05) 

 皆さんこんにちは!先日の『Opus IV』の発売日及びプレリリースイベントの発表では盛り上がっていただけたでしょうか?更なるワクワク感をお届けするために、『Card of the Week(今週の一枚)』では複数回にわたり『Opus IV』のカード情報もお伝えしていきます。

 初の『Opus IV』のCard of the Weekとなる今回は、氷属性の【4-045H】メカチョコボを紹介します!北米大会優勝者の「氷風」デッキを考えるとピッタリではないでしょうか。

メカチョコボ

 『WORLD OF FINAL FANTASY』では『ファイナルファンタジー』シリーズのモンスターや召喚獣の様々なバリエーションが登場します。
 そのバリエーションの一つで敵として登場したのが、チョコボによる世界征服を企んでいるメカチョコボです!人間とチョコボが共存できるわけがないと考えているこのメカチョコボは、バッツ、ボコとチョコラッテを襲ってきます。

 とても好戦的でパワフルなのですが、防御が低いため倒すことは比較的簡単です。
 では、このメカチョコボが『FF-TCG』でどのように表現されているのかを見ていきましょう!

 【4-045H】メカチョコボは4CP、氷属性、パワー7000のフォワードです。
 【4-045H】メカチョコボのアビリティは「メカチョコボは召喚獣によっては選ばれない。メカチョコボがアタックしたとき、対戦相手のコントロールするコスト4以下のダル状態のフォワード1体を選ぶ。それをブレイクする。メカチョコボがブロックされたとき、メカチョコボをブレイクする。」とあります。
 このような性能から、【4-045H】メカチョコボはパワフルながらブロックされると簡単に倒されるカードだということが分かります。
 【4-045H】メカチョコボでアタックする際にはブロックされない事が望ましく、更にはダル状態のフォワードを確実にブレイクできる事を確認した上でアタックしたいということになります。
 よって、まずは【4-045H】メカチョコボのアタック時に確実に対戦相手のフォワードがダル状態になっている状況を作るためにはどうしらたいいのかを考えましょう。

メカチョコボのお供

 【1-043H】 スノウと 【3-030L】 クジャはどちらも【4-045H】メカチョコボに素晴らしいアシストができるカードです。
 【1-043H】スノウのアビリティは「スノウがアタックしたとき、対戦相手のコントロールするフォワード1体を選ぶ。それをダルにする。このターン、あなたが 【カード名(シヴァ)】を召喚していた場合、追加でそれを凍結させる。」です。
 これによって【4-045H】メカチョコボのアビリティ使用の選択肢が増え、最低でも安全にアタックできるような機会を作ります。
 【3-030L】クジャも似たようなアビリティを持っています。【3-030L】クジャのアビリティは「クジャがアタックしたとき、フォワード1体を選ぶ。あなたは1CPを支払ってもよい。そうした場合、それをダルにする。クジャがアタックしたとき、フォワード1体を選ぶ。あなたは1氷CPを支払ってもよい。そうした場合、それを凍結させる。」です。
 【3-030L】クジャは効果的にフォワード2体を抑える事が可能なため、【4-045H】メカチョコボにより多くのターゲットを与え、さらにブロックされないようにすることが可能となります。
 【1-043H】スノウと【3-030L】クジャでパーティアタックをし、同時にフォワード2体をダル及びうち1体を凍結し、【4-045H】メカチョコボで追撃することなども可能です。

 召喚獣の最良のオプションは 【3-032R】 シヴァになります。【1-043H】スノウと【3-030L】クジャもフィールドにいるのであれば対策可能なフォワードが4体となり、さらには最低でも1体は常に凍結できる状態になります!これらのカードの他にも【4-045H】メカチョコボとの相性が良いカードが『Opus Ⅱ』にもあります。

Opus Ⅱのカード

 【2-047L】 リノアはフィールドからブレイクゾーンに置かれると、対戦相手のコントロールするすべてのフォワードをダルにします。
 【2-047L】リノアと共に【4-045H】メカチョコボがフィールドにいると、対戦相手としては【2-047L】リノアがブレイクゾーンに置かれた後に【4-045H】メカチョコボにアタックされるようなコンボは避けたいため、基本的には【2-047L】リノアをブロックすることを躊躇するようになります。

 【2-026L】 ヴェインはフィールドに出た時、対戦相手のコントロールするすべてのコスト5以上のフォワードをダルにし、さらに対戦相手のコントロールするコスト5以上のフォワードはそのコントローラーのアクティブフェイズにアクティブにすることができなくなります。
 【2-026L】ヴェインのスペシャルアビリティ「嶄然震撼」もまた対戦相手のコントロールするすべてのフォワードを凍結します。
 よって、【2-026L】ヴェインが【4-045H】メカチョコボをブロックできる対戦相手のフォワードをすべて動けなくし、さらには対戦相手のフォワードがダル状態の時にヴェインの「嶄然震撼」を発動できるのであれば、対戦相手は世界征服を企むメカチョコボの計画を防ぐこともままならない筈です。

 最後に、【2-148H】 ゼムスは対戦相手が【4-045H】メカチョコボのアタックをブロックできないようにすることができます。
 対戦相手は対応できないままコスト4以下のダル状態のフォワードをブレイクされてしまうため、【4-045H】メカチョコボと【2-148H】ゼムスが同時にフィールドに出ている時は脅威となります。チョコボ種族の力の前にひれ伏すのだ!

 【4-045H】メカチョコボの登場が楽しみになったでしょうか?【4-045H】メカチョコボをデッキに加え、活用するその他のアイデアはありますか?
 来週も引き続き『Opus IV』Card of the Weekを掲載いたしますので、facebook.com/FinalFantasyTCGを要チェックです!

 それではまた来週お会いしましょう!
 ―RB