第52回:Card of the Week 今週の一枚(2017/08/03) 

 こんにちは、Square Enix USAのRBです。
 これから毎週(訳注:日本では翻訳後に掲載しますので、不定期掲載となります)ここで、私のお気に入りのカードを、皆さんのデッキ構成にも使える形で紹介していきます。

 さらに、私だけでなくゲストをお呼びしてお勧めのカードや使い方についても話ができればと考えているので、お楽しみに。

ガーネット

 今回はつい先日発売された『Opus III』から、【3-129L】ガーネットをピックアップしてお話しします。『FINAL FANTASY IX』で活躍したヒロイン、アレクサンドリアの王女であり、白魔道士、そして召喚士と彼女は原作ではたくさんの役割を持っています。

 では、ゲームでは彼女は何が優れているのか詳しく説明していきましょう。彼女にはデッキに入っている召喚獣の数だけメリットがあります。

 本来、召喚獣の恩恵は一時的なものなので、多くの召喚獣をデッキに入れることはあまりしないでしょう。よく見かけるデッキ構築としては少数を厳選して入れ、重要なポイントはフォワードやバックアップに任せることになります。ところが、【3-129L】ガーネットがあなたのフィールドにいることで、召喚獣の効果に加え、あなたのコントロールするフォワードすべてのパワーを+1000することができます。召喚獣はその効果だけで時に盤面を変える可能性を秘めていますが、彼女はその可能性をひとつ上のレベルに高めます。

 さらに、彼女はたった2CPで手札から属性を問わずコスト3以下の召喚獣を1枚召喚することができる多才なフォワードです。属性を問わずにデッキに入れることができ、CPの用途にも多様性が生まれます。シヴァ、カーバンクル、イフリート……彼女はコスト3以下であればどの属性の召喚獣でもうまく活用します、もしかしたら水単デッキに別の属性の召喚獣を入れるという異例のデッキ構成も可能かもしれません。ちょっと勇気がいりますが。

デッキのお供

 対戦相手の召喚獣が彼女を選べない、というのも忘れてはいけませんね。お決まりの戦法である、リヴァイアサン、バハムートやオーディンといったカードは彼女相手には意味がありません。原作で一流の召喚士だったガーネットですが、能力そのままカードの世界で戦っているように感じられます。

 ガーネットを採用する場合、ぜひデッキに合わせて入れておいてほしいのが【3-127R】 エーコと【3-137R】スタイナーです、どちらも彼女をサーチすることができます。もし、軽めのフォワードを入れておきたいのであれば【3-154S】ジタンが最適でしょう。2CPでガーネットとあわせて使用でき、彼がフィールドに出た際に発揮される3つの効果は戦況によっては効果絶大です。

 いかがでしょうか、【3-129L】ガーネット、是非、デッキ構成の一員として考えてみてください。皆さんが、どんなデッキに彼女を入れて活躍させるのか楽しみにしています。

 今後、紹介してほしい、又は効果的な使用方法が知りたい一枚があれば是非教えてください。積極的に取り上げていきたいと思います。