第51回:FINAL FANTASY Trading Cardgame MASTERS 2017 東京 トーナメントレポート
9月24日、「ベルサール神保町」にて3人チーム戦による『MASTERS 2017 東京』が開催されました。
参加チームは26チーム(78名)、スイスドロー6回戦+決勝トーナメント2回戦の計8回戦で行なわれました。
『Opus』シリーズにおいては初のチーム戦となった本大会。通常の個人戦とは異なり、チーム内で同じカードを3枚までしか使えないというルールのため、3人で使用デッキをうまく分ける必要があります。
そのような意味で、使用カードが被りにくい単属性のデッキはチーム戦向きと考え、構築戦でも実績を残した「火単」や「水単」を持ち込んだチームが多かったようです。
一方で、これまであまり見かけなかったアーキタイプとしては、コストの軽いフォワードを並べて一気に押し切る「氷風」を選択しているチームもいくつかありました。
主要な単属性デッキとは属性が被らないので、これもチーム戦らしいチョイスといえるかもしれません。
決勝戦は「軽井沢野郎」(土単/氷雷/水単)と「かた焼きそば3人前」(雷単/火土/水単)の対戦となりました。
「軽井沢野郎」のJさん(土単)と「かた焼きそば3人前」の閣下さん(火土)がそれぞれ勝利し、1勝1敗で残る水単のミラーマッチを見守る展開。
長期戦に強い水単同士の対決ということもあり、なかなか決着のつかない一進一退の攻防が続きますが、最後は「軽井沢野郎」のまじるさんに軍配が上がりました。
これをもちまして、全国25会場にて開催された『MASTERS 2017』の予選大会は終了となります。
残すは10月7日の『MASTERS FINAL』と翌8日の『MASTERS THE AFTER』。
優勝者には世界選手権の参加権も授与されます。『Opus Ⅲ』環境の締めくくりとなり、かつ日本代表を決定する戦いでもあるこの一大イベントに、どうぞご注目ください。