第44回:FINAL FANTASY Trading Cardgame MASTERS 2017 名古屋 トーナメントレポート
8月19日、名古屋の「IMYホール」にて『MASTERS 2017 名古屋』が開催されました。
参加者37人のスイスドロー6回戦、シングルエリミネーション3回戦で行われました。
名古屋の会場でもこれまでの『MASTERS』と同じく「水単」の人気は高かったですが、他のデッキも「水単」を倒すための対策はもちろん、「水単」もミラーマッチで勝てるよう調整している印象でした。
TOP8に進出したデッキは「水単」のみ2名で、他は「風雷クラスゼロ」、「火雷」、「火氷」、「雷単」、「土単」、「氷単」と多様なデッキが残りました。
とくに「クラスゼロ」を中心に組まれたデッキはこれまでの『MASTERS』では活躍できていなかったですが、名古屋ではスイスドローを全勝で勝ち上がりました。
この混戦の中で、決勝に進出したのはしどさんの「火氷」と神谷麻人さんの「火雷」でした。
フォワードのサイズで勝る「火氷」と除去能力で勝る「火雷」の戦いでしたが、1本目は【3-103H】ギルガメッシュを上手く使いフォワード同士の戦闘を制した神谷麻人さんの勝利。
2本目は火のバックアップを置けず苦しい状況で攻めを展開した「火氷」に対し、しっかりバックアップを5枚まで伸ばして攻撃を受けきり、【1-003C】赤魔道師と【1-121C】赤魔道師を使いダメージレースを制した神谷麻人さんが勝利し優勝しました。
優勝者のデッキは大会を通じて【3-103H】ギルガメッシュが活躍していました。
【3-154S】ジタンや【3-017L】ビビなどサイズの小さいフォワードが多い火雷と相性がよく、場に残れば有利にゲームを進められます。
今回のベスト8では全色が使われており、まだまだ様々なデッキが出てきそうです。
次週の大阪ではどのようなデッキが勝つでしょうか。