第22回:プロデューサーから 第2回 ~新スターターセット~

 皆さんこんにちは。
 2回目の『プロデューサーから』になります。このコーナーはわりと好きなことを書いていいとのことなのですが2回連続で旅行記を書くわけにもいかないので、今回は6月9日発売予定の2つのスターターセット、『ファイナルファンタジー零式』と『ファイナルファンタジーIX』の新情報を話していきたいと思います。

スターター限定のカード 『零式』

 発売中のスターターセットである『VII』『X』『XIII』にもスターター限定カード(レアリティ表記S)のカードがありましたが(プレミアムカードはブースターパックにも封入)、今回のスターターにもそれらのカードが存在します。

 今回はそれぞれ3種類3枚ずつ、合計で9枚のカードが収録されています。
 せっかくなのでそのうち1枚ずつを紹介してみましょう。どちらも製品の一番手前にきているものなので、店頭で探すときの目印にしてみてください。

 まず、『零式』。
 こちらはエースが光属性として収録されています。
 アビリティはかなり【クラスゼロ】に寄せているので、デッキを選ぶ傾向にはありますが専用デッキなら強力な1枚です。

 ほかの【クラスゼロ】のカードはもちろんこのスターターにも入っていますし、主人公キャラクターは全員『Opus III』に収録されますので、『零式』好きな人はぜひデッキを作ってみてください。

スターター限定のカード 『IX』

 続いて『IX』です。
 こちらからは主人公のジタンを紹介します。
 すでに風属性のジタンは『Opus I』で登場し、なかなか活躍していますが、こちらはエースと同じく光属性です。
 【カテゴリ(IX)】のキャラクターがいるとコストが減りますが、もともと3コストと軽めの設定なのでそこにこだわらずに使用できるはず。

 こちらは飛びぬけた強さを持つのではなく、使い勝手のよさが売りになりそうです。

パラレルカード

 また、今回はスターター限定のカードだけでなく、『Opus III』に収録されているカードのイラスト違い、いわゆるパラレルカードもそれぞれ3種類9枚ずつ入っています。
 能力的には違いはありませんが、これらのプレミアムカードもブースターパックにはまったく収録されないので、コレクション性が非常に高いものになります(いずれも右側のカードがスターターのみに封入のパラレル版となります)。

 こちらも1枚ずつ紹介しますが、『零式』はレム、『IX』はサラマンダーになります。レムは普段の制服ではなく表情の柔らかい夏服(ナツビ)のもの。
 かたやサラマンダーは迫力あるデザインになっています。なお絵柄は違っても同じカードですので、デッキにはノーマルカードとパラレルカード合わせて3枚までしか入れられないので気をつけてください。

スターターセットに封入された『Opus III』のカードはいつから使えるの?

 今回の『スターターセット』は、どちらのデッキにも『Opus III』に収録されるカードが先行で何枚か入っています。
 これらのカードは各『スターターセット』の発売後は『Opus III』発売前でもデッキに入れて店頭イベントに出ることができます。

 ただし、『MASTERS 2017』などの公式イベントの場合は発売から1週間、各国の世界選手権予選に該当するイベントについては、発売から2週間を過ぎたら、トーナメントでの使用が解禁されるようになる予定です。たとえば今回のイベントでは、下関と土浦の『MASTERS』ではまだ使用できません。
 このあたりのルールについては、全世界でのトーナメントルールが正式に決まった段階で改めてアナウンスします。

 上記のルールに則り、スターター限定カードやパラレルカードも随時解禁されていきますので、カードナンバーが3から始まるからといって遠慮することはありません。どんどん使ってデッキを作り、イベントに参加していきましょう!