第17回:プロデューサーから 第1回~ロンドン出張~
みなさんこんにちは。『FF-TCG』を開発している株式会社ホビージャパンの景山太郎と申します。一応『FF-TCG』のプロデューサーを名乗っております。
今回から定期的にコラムを書くことになりました。『FF-TCG』の話をプロデューサー視点で語っていくというコンセプトなのですが、たぶん脱線ぎみにいろいろ関係ない話をしていくと思いますのでよろしくお願いいたします。
12時間半の空の旅
さて、記念すべき1回めは先日行ってきたイギリスのロンドンに出張した話を旅行記的にしていきたいと思います。
最初からやや脱線している気もしますが、出張自体は『FF-TCG』の話なのでご安心ください。
日本からロンドンまでは飛行機で約12時間半という長旅になります。機内では映画を見ることもできますし、寝てしまってもいいわけですが、それでも半日以上というのはあまりに長い時間になります。僕は電子書籍やPS Vitaなどの暇つぶしアイテムを大量に持っていくのですが、それでもやはり長いですね。
今回は『ドクターストレンジ』と『ファンタスティックビースト』の2つの大作映画を見て、さらに持ち込んだ暇つぶしアイテムの最大限利用してなんとか乗り切りました。
ミーティング
入国した次の日にはさっそくミーティングのための前段階の打ちあわせを行ない、その次の日からはいよいよ肝心のミーティングが始まります。
今回のミーティングは各国の関係者を集め、トーナメントの進行や世界選手権の開催、そしてジャッジシステムに関しての話しあいが目的でした。
どれも議題としては重たいものですがそれなりに和やかに進み、非常に有意義なミーティングになりました。これらの話はもう少しはっきりしたらこのコラムでも詳細を取り上げていこうと思いますが、今まで漠然としていたものが具体的になり前進したと思います。
いくつかざっくりと言えることだけを言いますと
1:各国代表選考および世界選手権の開催
せっかく複数にわたる国で展開しているのですから、世界選手権をやらない手はないでしょう! 早くも今年末に1回目の世界選手権を開催します。それにともない各国で選手権の権利を得られる大会を開催しますので、ぜひ参加してみてください。
2:ジャッジシステム
世界中でトーナメントを数多く開くためには、ルールに詳しいスタッフも数多く必要になっていきます。ですので、今までのようにあいまいな形ではなく、ルールに詳しい人を認定していこうというものです。
おそらくテストと面接という形になると思います。また、オンラインで気軽に受けられるものも考案中です。
と、このように組織化プレーの整備と充実化をはかっていきますので、今後はより一層トーナメントを楽しめるようになるはずです。
そして帰国
ミーティングが終わればあとは帰国するのみ。と言いつつ、最終日は自然史博物館やハロッズなどの観光もしっかりこなし、夕方にヒースロー空港へ。
また半日の機上の人となり日本へ向かいます。帰りは疲れていたので長時間寝ていたためそれほど長くは感じなかったのですが、座席が内側だったためあまり立ち上がれず、日本に着いたときには体ががちがちに固まっていました。
『飛行機は通路側がオススメ』。これを今回の教訓とし第1回目のコラムを終わりたいと思います。